馬毛島 2021年7月21日

馬毛島

今朝の馬毛島です。

以下は南日本新聞社さんのHPより

馬毛島基地計画 漁やウミガメへの影響調査要望 屋久島町長、F15デモ飛行は「機影も騒音も確認できなかった」

7/21(水) 8:30配信

南日本新聞

馬毛島

 西之表市馬毛島への米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)移転と自衛隊基地整備計画を巡り、鹿児島県の塩田康一知事は20日、屋久島町の荒木耕治町長と県庁で意見交換した。荒木町長はトビウオ漁や永田浜で産卵するアカウミガメの生態系に戦闘機騒音の影響がないか、調査分析を要望した。  

 冒頭以外は非公開。荒木町長は5月に同省が実施した戦闘機デモ飛行について「機影も騒音も確認できなかった」と振り返った。意見交換後の会見で「屋久島は観光立島。計画が進むなら、米軍機がルートを外れ島近くを飛ぶことのないよう、申し入れを続けるなど心しないといけない」と述べた。

 計画の賛否は「行政区は西之表市。首長の判断にとやかく言うつもりはない」と述べた。同町は防衛省が進める環境影響評価(アセスメント)の項目や手法を示す「方法書」に対し、屋久島での航空機騒音や低周波音調査を求めている。

 塩田知事は方法書への意見を書面で述べるため、関係5市町長から意見を聴いており、21日の南大隅町長で終える。

以下は毎日新聞さんのHPより

馬毛島基地計画 鹿児島知事、5市町との意見交換終える

7/21(水) 19:03配信

毎日新聞

5市町長との意見交換を終え、取材に応じる鹿児島県の塩田康一知事=鹿児島県庁で2021年7月21日午後2時14分、白川徹撮影

 馬毛島(鹿児島県西之表市)への米軍空母艦載機の離着陸訓練(FCLP)移転と自衛隊基地建設計画を巡り、鹿児島県の塩田康一知事は、21日で関係5市町長との個別の意見交換を終えた。立地自治体の西之表市長が強く問題点を指摘した一方、4町長は賛否を明らかにしなかった。29日までに知事意見を国に提出する。

 防衛省が環境影響評価(アセスメント)の調査手法を示した方法書への関係自治体の意見書に関し、塩田知事は12日から各市町長と個別に面会していた。

 基地計画の立地自治体で12日、最初に意見交換した西之表市の八板俊輔市長は「国と地元の十分な協議がなされていない。一度立ち止まって課題を整理すべきだ」と指摘した。

 5月には自衛隊機がデモ飛行を実施。騒音について中種子町の田渕川寿広町長は「環境に影響を及ぼすレベルではない」。屋久島町の荒木耕治町長も「機影も騒音も確認できなかった」との認識を示した。南種子町の小園裕康町長は「立地自治体の理解を得てほしい」と話した。

 21日、最後に面会した南大隅町の石畑博町長は「町民からあまり意見があがっていない」としたうえで「漁業者に影響が出ないようにしてほしい」と求めた。意見交換後、塩田知事は報道陣に「あまり取捨選択せず、できるだけ5市町の意見を知事意見に反映させる」と話した。【白川徹】

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