今朝の馬毛島です。とても、静かな海でした。岳之腰の右下の白い点の前に、白い物体が….。船ですかね。
馬毛島自衛隊基地計画 賛成の市議会意見書案に市民団体が反対声明 「民意とかけ離れている」 西之表
6/23(水) 7:15配信
西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画に反対する市民団体「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」(三宅公人会長)は22日、市議会特別委員会が可決した計画賛成の意見書案について、23日の定例会最終本会議で可決しないよう求める声明を発表した。
反対の理由として(1)市議会の賛否は拮抗(きっこう)し、民意とかけ離れている(2)市民の最大の関心事である騒音問題に触れていない(3)安全保障政策への賛意が主目的で、市民生活を最優先させていない-ことを挙げた。同日、議会事務局に文書を提出した。
会見した三宅会長は「市議会は計画への賛否が同数だが、(反対派の)議長には議決権がない。制度の隙を突くやり方はおかしい。市民の声を十分に聞くべきだ」と述べた。
以下はKYT鹿児島読売テレビさんのホームページより
西之表市議会 馬毛島“賛成意見書”可決 市長とねじれの構図に…
6/23(水) 20:07配信
種子島沖の馬毛島への自衛隊施設の整備について、西之表市議会で賛成の意思を示す意見書が可決された。八板市長が反対する中で議会が賛成の意志を示したことで、市長と議会でねじれの構図が明らかとなった。
西之表市議会最終本会議。馬毛島への自衛隊施設を早急に整備するよう求める意見書と自衛隊の宿舎などを西之表市に設置するよう求める2つの意見書が可決された。西之表市議会では、賛成派、反対派が7人ずつと拮抗しているが、反対派の議長は議決権をもたないため、賛成7人、反対6人の賛成多数となった。西之表市議会が馬毛島を巡る防衛省の計画について賛成を示すのは初めてだ。
一方、八板市長は計画に反対しているため市長と議会でねじれの構図となった。 西之表市の八板市長は「これまでの議会と方向性が変わったなと思った。市長としては市長の考えを市政に反映するために私の考えを理由もしっかり説明して今私と異なる考えの方もこれから私の考えを理解してもらえるようになると信じているのでその方向で行動していきたい」と述べた。
西之表市議会は今後、菅総理大臣や防衛大臣などに対して計画賛成の意見書を提出する。 一方、西之表市、中種子町、南種子町、それぞれの議会が地域への経済効果を期待し、自衛隊の宿舎など関連施設の誘致合戦を繰り広げている。
沖縄の現状を見てきた基地と経済の関係に詳しい沖縄国際大学の前泊博盛教授は、経済の活性化に期待する声に疑問を投げかける。「地域振興のために施設の受け入れを決めるということになるかと思うが、必ずしも自衛隊基地が地域経済の活性化にはつながらない。沖縄のケースを見ても分かるように基地があるといって必ずしも栄えていないという部分もある、基地があって発展が阻害されているケースもある」と話した。
また、自衛隊施設の設置について沖縄では、国から示された施設と実際に作られた施設が異なるケースも。「宮古島の事例は倉庫といっていたのが弾薬庫に変わり、弾薬庫といっていたのがミサイル保管庫と変わる、最初に住民説明会で許可を得たものと異なる施設ができあがっているケースがある。違っても拒否できない。決めたんだろうということで強行されているのが沖縄の現状」とした。
今後、それぞれの議会がどう国と向き合っていくのか注目だ。
コメント