今日の馬毛島です。
久しぶりに箱崎海岸から撮影しました。
この角度から見ると馬毛島の変わりようがよくわかります。
本当に醜く削れています。
昔住んでいた人たちが見ると悲しいでしょう。
住んでいた人たちだけではなくて、漁師さんも悲しい思いをしているような気がします。
それは、馬毛島の工事に関係している漁師さんも同じではないでしょうか。
悲しい思いを秘めながら、日々のことを行なっているような気がします。
それを「仕方ない」で済ますのも嫌で、その「仕方ない」さえも口に出さない人が多いのではないでしょうか。
「仕方ない」で済ませるほど、人生の汗や涙は軽くはないのだろうと思います。
何も話さず、じっと馬毛島を見つめる人がそこにいるような気がします。
「子供達の未来のために」「お金は一時、自然は永遠」 そんなことわかってるよ。
って背中が言っている気がします。
目を伏せて、すっといなくなる影が見えるようです。
「賛成」か「反対」かなんて話せるわけがありません。
そのどっちでもないし、もちろん中立などではぜったいないからです。
マスコミや世間が面白おかしく引いたベクトルに自分を合わせようとは思わない。
そんな人も多いように思います。
わかっていたことではありますが、厄介な荷物を背負う羽目になったものです。
「仕方ない」のですが….。
世界が平和でありますように。
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