今朝の馬毛島です。
今日は晴れてとても気持ちの良い朝です。
空も雲ひとつなく、とても気分の良い空です。
でも少しぼんやりと霞がかかっているような感じもします。
漁船が西之表港から出て行こうとしています。
今日1日どのようなことが、この島で起きるのでしょう。
そしてまた、その周りでどのような人たちがどのような行動をし、どのような発言を繰り広げることになるのでしょう。
いろんなことをたくさん勉強しながら、真剣に考えながらこの島を見守っていきたいものだと思います。
世界が平和でありますように
馬毛島関連ニュース
以下はKTS鹿児島ニュースさんより
鹿児島めぐる国防計画着々と 米軍再編交付金41億円に専門家の懸念は?
10/24(月) 20:31配信
鹿児島テレビ
馬毛島でのアメリカ軍訓練移転が計画される中、先週末、防衛省は種子島の1市2町にアメリカ軍の再編交付金の支給額を発表しました。
一方、アメリカ軍の無人偵察機の配備が計画される海上自衛隊鹿屋航空基地では10月23日、部隊の発足式が行われました。
鹿児島県内で、国防をめぐる国の計画が着実に進められる中、専門家は再編交付金への懸念を口にします。
23日、海上自衛隊鹿屋航空基地で行われた無人偵察機の部隊の発足式。
アメリカ軍が使用する格納庫には星条旗が掲げられ、無人偵察機が格納されているとみられるコンテナがずらりと並んでいます。
早ければ10月中にも配備されるアメリカ軍の無人偵察機MQ9。
米軍の関係者や、鹿屋市の中西茂市長らが出席する中、部隊のアレクサンダー・ケリー司令官は「隊員たちが訓練を積んだプロとして振る舞うことを信じています」とあいさつしました。
一方、西之表市の馬毛島です。
アメリカ軍の訓練移転などが計画されている馬毛島をめぐって21日、防衛省は種子島の1市2町に今年度10億6200万円の再編交付金を支給することを通知しました。
内訳は西之表市が7億7700万円、中種子町が1億9400万円、南種子町が9100万円です。
再編交付金はアメリカ軍の再編に伴い影響を受ける市町村に交付されるもので、自治体の反対など計画が進まないと国が判断すれば、凍結することもできる、国の裁量権が大きい交付金です。
西之表市の八板市長が賛否の明言を避ける中で、支給額が決まったことについて、アメリカ軍の問題に詳しい明星大学の熊本博之教授は
「賛成していなくても反対をしていなければ交付される。
そもそも八板市長は反対を掲げて立候補していたにもかかわらず、交付が決まって受け取ることになれば、八板市長はそのお金を使って市政をやっていくことになる。
反対といえば再編交付金が止まってしまう。市長としては厳しい状況。
反対を続けることは難しい状況になった」 県内では2022年度、種子島の1市2町の10億6200万円に加え、2015年にアメリカ軍の空中給油機の訓練を受け入れた鹿屋市に3億4300万円と、計14億500万円の支給が決まりました。
防衛省の再編交付金の予算総額は今年度約41億円で、その3分の1が鹿児島に支給されることになります。
熊本教授は幅広い用途に使える再編交付金は、地域の活性化が期待できるとする一方で、一度受け取ると交付金に依存することになると話します。
明星大学・熊本博之教授 「市としては財政が潤って浮いたお金でハード事業を作ることもできるのでメリットだと思うが、これは再編交付金ありきになるので、交付金への依存が生まれる。
反対するとなれば交付金が止まる。
止まればいろんな市民へのサービスができなくなる可能性があるので受け続けるしかない。
交付金をもらい続けるしかない。
結果的に再編に協力せざるをえなくなる。
米軍再編への協力は、基地負担が増えることにもなる。
何らかの事件・事故が起きなくても騒音は発生するわけで、その騒音に対して市民が文句を言いづらくなる」
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