今朝の馬毛島です。
朝6時40分頃に撮影しました。
南日本新聞社さんの「馬毛島基地計画、地元議会は蚊帳の外? 国に「速やかな説明」求める意見書、でも防衛省の直接説明1回のみ…賛成派住民「積極的に情報収集を」という記事を読みました。
なんだか市議会には気の毒だなと思えるような報道でした。
議員さんがサボっていて、活動していないとは私も考えていませんので、どうしてそう映るのだろうと考えました。
答えは出ませんでしたが、議員さん一人一人の奮起しかないのかも知れないというのが、私の結論でした。
市議会は、たくさんの意見のある議員さんがいて、それぞれが独自の主張を繰り広げています。
それは、それで大切なことだろうし、自分の考えを主張するのは良いことだろうと思います。
でも、議事堂の中だけで、そのパフォーマンスをしても、限界があるような気がします。
選挙の時には、街頭に立つ議員さんも多くおられるので、そういった街頭で演説をするなどの行為があってもいいのではないかと思います。
私自身、そういったことをやれと言われても、嫌ですし、人の視線が気になりますが、議員さんはそういったことは言っておれず、できる限りのことを議会以外でもすべきではないでしょうか。
なかなか難しいことかも知れないなとは思いますので、そう言った意味で奮起が必要になるのではないかと考えました。
一定の政党の議員さんがよく街頭でやられており、なんだか街宣は専売特許みたいになっていますが、他の議員さんも演説をされていいのだろうと思います。
ちょっと前までは、保守系の市長候補の方もよく街宣をしておられました。
頑張っているなという好意的な意見も多かったように思います。
ちょっとだけ奮起して、街頭に立たれてはいかがでしょうか。
議員さんであれば一定の情報を当局から得られるはずです。
それを演説するだけでも、市民の一定の評価はあるのではないでしょうか。
奮起に期待します。
世界が平和でありますように
馬毛島関連ニュース
馬毛島基地計画、地元議会は蚊帳の外? 国に「速やかな説明」求める意見書、でも防衛省の直接説明1回のみ…賛成派住民「積極的に情報収集を」
7/19(火) 7:30配信
防衛省との協議について市の担当者(右側)から話を聞く市議会馬毛島対策特別委員会=6月29日、西之表市役所
鹿児島県西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画を巡り、市議会が昨年9月、国に「速やかな説明」を求めた意見書が形骸化している。
提出後、防衛省による議会への直接説明は昨年12月の1回にとどまる。
今年2月末から続く市と同省の協議の行方を見守ることに終始し、議会の存在感を示せずにいる。 【関連記事】馬毛島基地計画 鹿児島県アセス委員、防衛省担当者から環境保全策聞き取り 18日に現地調査
6月定例会の馬毛島対策特別委員会。計画に反対する委員が「議会として市民に情報提供が必要」と防衛省との意見交換を求めた。ただ、他の反対派から同調の声は上がらず、賛成派も「いいことだが、国がどこまで答えるか」と懐疑的で議論は深まらない。
結局、正副委員長が同省の出先機関に「説明の場」を申し入れる形で収まった。
国に説明を求めた意見書は昨年9月、賛成派議員の発議で可決した。きっかけは、計画に賛成する政治団体「西之表市と馬毛島の未来創造推進協議会」の折口金吉会長が議会に提出した請願。隊員宿舎の選定をはじめ、市民の関心が高い情報を報道で知る状況に異議を唱えた。防衛省が市や県に説明してから1~3カ月遅れているとし、議会にも説明するよう国への要望を迫った。
議会事務局によると、昨年12月の同省の直接説明は意見書によって実現した。種子島への施設配備案などが示され、一部議員は市民に報告会を開いて周知を図った。しかし、その後は基地整備計画に関する説明の場がなく、6月までに7回を数えた市と同省との協議も、市側の事後報告を待つばかりで蚊帳の外に置かれた格好になっている。
「賛成派議員は政権与党の支援を受けて当選した。情報が早く入ると期待していたのに残念だ」と折口会長。「議会は市や市長を批判するばかりなく、積極的に情報収集に動くべきではないか」と疑問を呈す。
本来、議会は住民の代表機関として首長と独立・対等の立場にある。
県立短期大学の山本敬生准教授(行政法)は「防衛省が市長だけを相手にするのは、協議を円滑に進めたいのと、情報漏れを考えているのでは。議会軽視だ」と指摘。「地方分権の時代に、議会の意見書は国に異議を申し立てる武器。国に政策提言するような意見書を出してもいい」と議会の奮起を促す。
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