今朝の馬毛島です。
畑の帰りに撮影しました。
すっかり夏空です。
馬毛島も、すっきりした表情で東シナ海に浮かんでいます。
本心はどうなのかはわかりませんが…。
いろんなことが起きる島です。
今、種子島家普を読んでいるので、そのうちに馬毛島に関して記載されている内容を紹介したいと思っています。
さて、どこまで整理できることやら
世界が平和でありますように
馬毛島関連ニュース
以下は南日本新聞社さんより
鹿屋の米軍無人機配備・馬毛島基地計画…鹿児島で部隊増強進む 国レベルの“決定事項”に地元合意ないまま 「国のやり方えげつない」【参院選 論点を問う】
6/29(水) 11:15配信
無人偵察機の動画を見ながら、説明を聞く市民=鹿屋市の中央公民館
「中国軍が一方的に活動を拡大している」。海上自衛隊鹿屋航空基地への米軍無人偵察機の一時配備計画を巡り、6月上旬に鹿屋市であった住民説明会。防衛省幹部は地図も使い、鹿児島や沖縄周辺で「危機が進んでいる」と強調した。 【写真】海上自衛隊鹿屋航空基地
岸信夫防衛相は地元に通知する直前まで「決まっていない」としていた。通知後は「基本的に1年間。日米間で繰り返し確認した」「準備が整い次第、速やかに展開したい」と“決定事項”を言い重ねた。 国レベルで決めた後、地元へ「理解」を求める流れは、西之表市馬毛島への米空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)移転計画で幾度もあった。
中国ににらみをきかす米空母の運用に欠かせないFCLP施設は、日米首脳会談で進展を確認する入れ込みぶりだ。西之表市の職員は「外堀をどんどん埋められる。国のやり方はえげつない」とこぼす。
鹿児島の部隊増強は2019年3月の陸上自衛隊奄美駐屯地(奄美市)発足以降、急速に進んでいる。馬毛島は19年11月に政府が地権者と売買合意した後、地元の同意を得ないまま22年1月、日米間で整備地と決定。新基地に向けた手続きは着工寸前まで来た。鹿屋の米部隊は地元説明からわずか1カ月後の7月にも配備される予定だ。
防衛省幹部は「南西諸島はもともと国防の空白地帯だった。反基地感情が強い沖縄で機能強化するのはハードルが高く、鹿児島の重要性は今後一層増していく」と明かす。
関係者が次に注目するのが、奄美のミサイル部隊の長射程化だ。瀬戸内分屯地(瀬戸内町)などに置かれている12式地対艦ミサイルを現行の百数十キロから900~1500キロへと延ばす計画。既に開発に着手している。
改良型の配備先は未定とされているが、同省関係者は「上海や台湾が射程に入る奄美、沖縄に置くのが自然な流れ」と説明する。「敵基地攻撃能力の保有そのもの」との批判もあるが、政府は「相手の射程圏外から攻撃する『スタンド・オフ』能力で、専守防衛の範囲内」と主張している。
ただ、この「国是」も転換を迎える可能性がある。政府は参院選後、外交安全保障政策の長期指針「国家安全保障戦略」など3文書を改定する。岸田文雄首相は防衛費の「相当な増額」を国際的に宣言。「敵基地攻撃」を「反撃能力」と言い換え、保有するとの自民党提言にも理解を示す。
ロシアのウクライナ侵攻を受け、防衛政策に追い風となりそうな様相もあるが、参院選での論戦は盛り上がりを欠く。与野党の陣営からは「あえて訴えても票になりにくい」との本音も漏れる。
福岡大学の城野一憲准教授(憲法学)は「3文書の改定は国家戦略としての対米追従を明確にしそうだ。『何となく』従う先には、際限ない軍拡競争が待っている」と指摘。「前線となる鹿児島でこそ、あるべき国防を議論すべきだ」と指摘する。
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