今朝の馬毛島です。
朝6時頃に撮影しました。
最近は朝早くても撮影できるのでありがたいです。
天気は小雨です。
残念ながら馬毛島はあまり見えません。
米国の大統領が来日して、馬毛島のことについても書類に残されています。
これまで2+2レベルでしたが、今回は大統領。 重みが違います。
既定路線なのでしょうが、地元に住んでいる私にとってはなんだか重苦しさを感じます。
いろんな課題があるだろうからこそ、しっかり情報を得て対策を考えるということが大切なのでしょう。
感情的なことだけで話をする時間はもうとっくの昔に過ぎています。
世界が平和でありますように
馬毛島関連ニュース
以下は乗り物ニュースさんより
硫黄島に次ぐ「訓練の島」に? 鹿児島「馬毛島」とは 防衛省がゼロから開発するメリット
5/26(木) 6:12配信
使い勝手はいいけど遠すぎる硫黄島
硫黄島航空基地の滑走路を使って離発着訓練を行うアメリカ海軍のFA-18F「スーパーホーネット」戦闘機(画像:アメリカ海軍)。
東京から南へ約1200km。ここには、陸の孤島かつ「まだ東京都」でもある硫黄島があります。 【硫黄島内を巡ったレア写真】米軍人カメラマンが見た硫黄島の様子ほか
第2次世界大戦末期、激戦地となった同島は、戦前こそ島民が生活していたものの、戦火が激しくなるとともに旧日本軍の一大防衛拠点となり民間人は退去、戦後は島全体が自衛隊および在日米軍の訓練施設として使用されています。
そのため、一般人の立入は厳しく制限されていることから、元島民であっても年に一度の慰霊祭への参加以外では上陸できません。
現在、硫黄島は防衛省の施設として海上自衛隊が管理しており、自衛隊とアメリカ軍が使用する以外は、太平洋を通過する旅客機の緊急着陸場所として指定されています。
一方で、硫黄島特有ともいえる立地上の問題がありました。国内の航空自衛隊基地や在日米軍基地などから直線で約1200kmから1400kmも離れていたため、移動に時間と燃料を多く消費していたのです。
特に山口県の岩国基地を拠点とするアメリカ海軍の固定翼艦載機部隊は、陸上における空母への模擬離着陸訓練を行う場合、はるばる硫黄島へと向かう状況が続いています。ほかにも、航空自衛隊などが実弾を使用した射撃訓練を行う際は硫黄島などを拠点に訓練しているため、移動だけで1日消費してしまうこの距離感に無駄があると以前から言われていました。
圧倒的な近さがメリットの馬毛島
そういったなか、より本土に近く、使い勝手に優れた無人島として白羽の矢が立ったのが鹿児島から南へ約100km、種子島から西へ約10kmの位置に浮かぶ「馬毛島」です。防衛省は、訓練施設が少ない南西諸島における自衛隊の活動拠点兼訓練施設として、この小島を活用しようと動き出しています。
そもそも馬毛島とは鹿児島県西之表市の行政区で、種子島や屋久島などから構成される大隈諸島の一部です。面積は8.20平方キロメートルと硫黄島の約3分の1程度の大きさですが、起伏の少ない比較的平坦な地形で、硫黄島の航空施設だけをもってきたかのような土地になっています。
この島の定住記録は江戸時代にまで遡りますが、1944(昭和19)年の戦時中、一時的に無人島になりました。その後、住民が戻り1951(昭和26)年頃から馬毛島の開拓事業が行われたものの、水源に乏しく農業に適さない土地であること、害虫や鹿害が多く、まともな生活基盤を確保することができないという理由から、1980(昭和55)年には最後の島民が馬毛島を離れ、再び無人島化しています。
過去には、様々な企業による土地の買収や不正経理による汚職事件の舞台になるなど、多くの問題が発生した馬毛島ですが、最終的には防衛省が取得を進め、硫黄島に替わる訓練施設の建設を進めることになりそうです。
航空基地にとどまらない馬毛島の改修計画案
馬毛島基地(仮称)の施設配置案(画像:防衛省の資料より抜粋)。
2022年4月には、防衛省が「航空自衛隊馬毛島基地(仮称)」の施設配置案を発表しています。建設される予定の施設は、基地としての運営に必要な「飛行場支援施設」、航空機の管理を行う「駐機場、燃料施設、格納庫」、そして不整地着陸や模擬艦艇発着訓練を行う「訓練施設」の3つです。
ほかにも、海上自衛隊を始めとした各種艦艇が停泊可能な桟橋や係留施設、エアクッション型揚陸艇(LCAC)などの揚陸施設なども建設される予定です。なかでも艦艇が停泊できる係留施設や仮設桟橋などは、海流が速く島の隆起スピードも早い硫黄島では建設不可能な施設であり、馬毛島の特徴となるでしょう。また、横風用の滑走路も硫黄島にはありません。
一方で、現在の航空写真で見ることができる滑走路のような跡地は活用されず、全く異なる場所に滑走路などが建設されることから、防衛省としては馬毛島をゼロから開発することにしているのでしょう。 こうしたことから、近い将来、馬毛島施設の運用が開始された場合、従来、国内の他基地では実施できなかった訓練を実施することができる重要な施設として、馬毛島は使われることになります。一方で、市民団体による反対活動も継続されていることから、航空自衛隊の戦闘機部隊が展開可能な航空基地になるには、まだ時間がかかると考えられます。
以下は南日本新聞社さんより
馬毛島基地計画 葉山港の海底工事6月下旬に先送りへ 防衛省、トコブシ漁に配慮か
5/26(木) 8:30配信
葉山港しゅんせつ工事について防衛省に説明を求める組合員=25日、西之表市の種子島漁協
防衛省は25日、米軍機訓練移転と自衛隊基地整備を計画する西之表市馬毛島を巡り、同島葉山港の海底土砂を取り除くしゅんせつ工事の着手を6月下旬に先送りする意向を示した。当初は6月上旬にも始めたいとしていた。1日に解禁される馬毛島周辺のトコブシ漁に配慮したとみられる。漁は8月中旬まで続く。 【写真】防衛省がしゅんせつ工事を計画する葉山港の港内と出入り口=4月、西之表市馬毛島
同市住吉地区の漁業者の要望を受けて開いた説明会で明らかにした。冒頭以外は非公開で10人が出席。関係者によると、6月最終週に工事の準備を始めたいとしたほか、漁業者から工事後に濁りが残った場合の対応などの質問が出た。
終了後、出席した浜上三郎さん(68)は「工事で漁に影響が残ることを心配している。漁協を通じ、要望や疑問点を改めて防衛省に伝えたい」と話した。同省整備計画局の福島邦彦提供施設計画官は「説明の詳細は答えられない」とした。
しゅんせつは地元の種子島漁協が漁船の出入港時の安全確保を目的に、市を通じて防衛省に要望。港内から港外にかけ、水深が3メートルになるように海底を掘り下げる。工期は9カ月程度。
漁港区域を管理する市はしゅんせつに同意する旨を回答した。鹿児島県の許可も必要で、同省は近く申請するとみられる。
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