馬毛島 2022年1月27日

馬毛島

今朝の馬毛島です。

天候が悪く、島はあまり見えません。

朝7時頃の撮影です。

馬毛島問題の基礎知識

第99回目はこれです。

米軍施設等に関する馬毛島問題の経緯一覧

西之表市のホームページより、これまでの経緯が掲載されているものを紹介します。

馬毛島関連ニュース

以下は南日本新聞社さんより

馬毛島自衛隊基地計画 防衛省、環境アセス途中で本体工事発注 鹿児島県「理解しかねる」

1/27(木) 8:08配信

南日本新聞

(写真:南日本新聞社)

 西之表市馬毛島への米軍機訓練移転を伴う自衛隊基地整備計画を進める防衛省は26日、航空機の管制塔や燃料貯蔵施設建設など計13件の入札を公告した。基地本体工事の発注は初となる。

計画は基地整備の影響を調べる環境影響評価(アセス)の途中段階で、鹿児島県や同市が反発しているものの、公告予定が伝えられてからわずか2日後に実施した。 【写真】関連図・馬毛島施設配置案

 県は同日、防衛省に「判断材料を示すのが先だと伝えているにもかかわらず同様のことが繰り返され理解しかねる」と、経緯の説明を求めた。

塩田康一知事は取材に「県として甚だ遺憾と伝えていることをどう考えているのか聞きたい」と述べた。

西之表市馬毛島対策係は「防衛省は性急で丁寧さに欠けるという考え方は変わらない」とした。

 九州防衛局ホームページに掲載された公告によると、管制塔は鉄筋コンクリート5階建て、延べ面積2300平方メートル。工期は「契約締結翌日から2024年2月29日」。このほか汚水処理施設や給水管路、敷地造成工事など。13件の開札は3、4月に予定する。業者決定後に施設設計や機材調達などを馬毛島外で進め、島内での着工はアセス手続き後としている。

 国土交通省九州地方整備局も26日、基地の滑走路と仮設桟橋の詳細検討に関する技術協力業務の入札5件を公告した。

 本体工事の入札を巡っては24日、防衛省が管制塔や駐機場など計27件、想定総額約720億円の工事入札を1月下旬から3月に順次公告すると発表し、県や西之表市に通告した。

同省は26日、取材に「安全保障環境を考え、アセス後に速やかに施設整備できるよう準備している。自治体にはしっかり説明する」とした。

 九州防衛局熊本防衛支局は滑走路建設などに使うコンクリートを製造する島内施設の工事4件の受注業者と26日、契約を結んだ。

以下は南日本放送さんより

鹿屋基地に“米軍無人機”配備検討 九州防衛局が地元説明

1/27(木) 20:07配信

MBC南日本放送

MBC南日本放送

海洋進出を進める中国軍の監視を目的に、日米両政府がアメリカ軍の無人機を海上自衛隊鹿屋航空基地に配備する方向で検討していることが明らかになりました。

この問題で27日、九州防衛局の担当者が鹿児島県の鹿屋市役所を訪れ、経緯などを説明しました。 市民団体が抗議の声を上げる中、午後、九州防衛局の職員が鹿屋市役所を訪れ、市の担当者と面会しました。

この問題は、日米両政府がアメリカ軍の無人機「MQ9」を、鹿屋基地に配備する方向で検討しているものです。日本近海で活動を活発化させる中国軍の監視が目的で、アメリカ軍の無人機が自衛隊の基地に配備されれば初めとなります。

運用や整備のため、アメリカ軍の関係者が最大で100人が駐留するとみられています。 27日の説明は非公開で、九州防衛局側は市に、配備の内容や、今後、日米で現地調査を希望していることを伝えたということです。

防衛局は取材に対し、配備の時期や機体の数などは「検討中」とした上で、「配備は一時的なもので、期間は今後の調査を踏まえ決まる」と述べました。

(九州防衛局 遠藤敦志・企画部長)「警戒監視活動の必要性が高まっている中、地元の理解を得ながらスピード感を持ってやっていきたい。

(Q.地元合意は?)地元の理解は非常に大事。しっかりと理解を得ながらやる」 (鹿屋市 郷原竜児・市長公室長)「きょうの説明を伺った上で内容を精査し疑問を整理して、市民のみなさんが疑問に思うことを九州防衛局とやりとりし、市民のみなさんに情報提供したい」 ところで、今回、配備が検討されている無人機「MQ9」は、全長およそ11メートルで、最高で上空1万5000メートルを飛行し、相手の機体などを監視します。 鹿屋では2019年からアメリカ軍岩国基地の空中給油機「KC130」の訓練も受け入れていて、その際、「国は訓練の拡大や米軍基地化は考えていない」という文言で鹿屋市と九州防衛局の間で協定が結ばれていました。

27日の説明会後、協定を無視していないかとの報道陣からの質問に、防衛局側は・・・ (記者)「Q.あの協定と今回の検討はどう整理する?」

(担当者)「おっしゃる点はよくわかるが、ここで協定についてお答えする準備がない。責任を持った答えができないので、追って回答する」 新たな負担の増加と、地元への説明がないままの検討に、批判や不安の声も聞かれました。 (鹿屋に米軍はいらない大隅住民の会 松下徳二代表)

馬毛島がもめているが強引に進めている。あのやり方が鹿屋にも波及すると思っていた。突然、無人機。しかも100人アメリカ兵が来ると心配」

(70代市民)「鹿屋は産業が少ないから仕方ない。沖縄の負担が軽減されるなら我慢してもいいかなと思う」

(70代市民)「あまり好ましくない。市民の意見を聞いてから検討してほしかった」 (市民・高校3年生)

「いい方向にいけば、いいとは思う。後から情報を聞くより、先に知っておきたかった」 九州防衛局は28日、鹿児島県庁で県の担当者にも説明する予定です。

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