今日の馬毛島です。
10時頃に撮影しました。
天気は晴れていますが、風が強いです。
昨日よりはいいですが、海も荒れています。
馬毛島周辺にはあまり船は見えません。
4月1日から始めたこのYouTubeとブログも12月31日まで続けることができました。
ありがとうございました。 来年もよろしくお願いいたします。
皆様のご多幸を祈念いたします。
馬毛島問題の基礎知識
第72回目はこれです。
いわゆる竹島問題を取り上げてみました。外務省の「日本の領土をめぐる情勢」より
竹島の領有権に関する日本の一貫した立場
馬毛島関連ニュース
以下は南日本新聞社さんより
【2021年鹿児島 取材ノートから】馬毛島計画 日米共同文書明記10年 手続き加速、既成事実積み重ねる国 揺れる地元とどう向き合う
2021/12/31(金) 20:40配信
米軍空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)移転を伴う自衛隊基地整備計画候補地として、西之表市馬毛島が日米安全保障協議委員会(2プラス2)の共同文書に明記され今年、10年の節目となった。恒久的なFCLP施設を求める米側の圧力に加え、中国などを念頭とした南西諸島防衛強化の重要性も高まる中、国は手続きを加速させ、着々と既成事実を積み上げた。 【写真】【地図】馬毛島の位置
同市では、1月末の市長選で馬毛島計画に「同意できない」と反対の立場の八板俊輔氏が容認派候補に144票差で再選。同市議選では賛成派と反対派の議員が同数となり、賛否が拮抗(きっこう)する現状が浮き彫りになった。
八板市長は、港湾施設整備に向け海底土砂を採取するボーリング調査中止や、環境影響評価(アセス)をしないよう要請したものの、同省は2月、アセスに着手。調査手法などを記す方法書の縦覧が始まった。
5月には住民の懸念が根強いFCLPの騒音を巡り、馬毛島上空で自衛隊戦闘機によるデモ飛行があった。米軍機ではなく、着陸後すぐに再加速し離陸する「タッチ・アンド・ゴー」もしない内容に、「実態とは違う」との指摘も。7月末、アセス方法書に鹿児島県の塩田康一知事は、米軍機が経路を外れ種子島上空を飛行する場合を想定した騒音調査の追加検討など52項目にわたって注文をつけた。
人口増や経済振興を期待した動きも活発化した。種子島1市2町の議会では基地計画への賛意や関連施設誘致を進める内容の意見書が可決された。訓練受け入れと引き換えに支払われる米軍再編交付金の額や、交付時期にも注目が集まる。
防衛省は11月、滑走路など基地建設に使うコンクリートを作る仮設プラント工事の入札を公告。アセス結果を待たず整備に直結する工事を発注したことに県や西之表市は反発を強めた。さらに今月24日には、政府が基地本体を含む整備費など3183億円を計上した来年度予算案を閣議決定。馬毛島計画が新たな段階に入ったことを印象づけた。
「馬毛島は唯一の候補地。島に自衛隊施設を建設する方針のもとで進めている」。20日、種子島1市2町に地元説明した同省担当者は語った。既に土地の大半を国有地化しているとはいえ、地元軽視の強行な進め方では理解は広がらず、住民の分断を深めるだけだ。反発や懸念の声にどう向き合うのか。国の姿勢が問われている。
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