馬毛島 2024年1月2日 民俗・文化

馬毛島

今日の馬毛島です。
ちょうど馬毛島の前を横切る高速船を撮影することができました。
鹿児島発111便種子島経由宮之浦行きのジェットフォイルのようです。
いろんな人を乗せていろんな思いを抱えながら、屋久島に向かっているのでしょう。

馬毛島の周辺には作業船はあまり見えません。
それでも所々にチラッと光る金属の反射のようなものが見えます。
車両でしょうか、それとも何かの構造物なのでしょうか。

岳之腰の周辺は、明らかに土の色が多くなってきていますし、高さが低くなってきているようにも見えます 。
工事が進んでいるのでしょう。

今日、撮影をした場所には種子島開発総合センターが設置した、種子島ミステリースポットと言う看板があります。
面白いので少し紹介してみたいと思います。

その看板には「石寺浜の魚を奪うかっぱ」というタイトルで話が記されています。
「甘薯伝来碑先の海岸にある大岩前にはよくカッパが出没し、帰路についた商人を狙い、魚を奪い去るという。
 ここに来ると必ず、大きな物音とともに背負っているカゴの蓋が開けられ、中身を全てさらわれたそうな。種子島には昔からかっぱが住んでいたといわれ、たくさんの伝説が残っている。」

以上が看板に書かれている内容です。
種子島は本当に民俗資料の宝庫です。
下野敏美先生をはじめたくさんの先輩方の努力でいろんな資料が集められ整理されています。

南方文化と北方文化が交わる地点という地の利が生かされてきているのだと思います。
カッパ伝説が多かったりするのもそんな土地柄の所為なのかもしれません。
本当に民俗・文化の豊かなところだと思います。

世界が平和でありますように。

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