馬毛島 2023年12月8日 「楽」と「苦」

馬毛島

今朝の馬毛島です。
今日はいい天気で、空は青く澄み渡っています。
でも、水平線のところが少し霞がかかっています。

西之表後には大きなクレーン船が停泊していて、馬毛島の様子が見えにくくなっています。
海は穏やかで、馬毛島周辺にはたくさんの工事関係の船が停泊しており、馬毛島と種子島の間を小型船がたくさん往復しています。

ちょうど今、西之表港の旧港から2隻の小型船が出港しようとしているのが見えます。
船の後部には作業員がいます。
種子島漁港の製氷工場のあたりが集合場所になっているのでしょうか。

以前、ある土曜日に氷を買いに行った時、たくさんの年若い漁師達が製氷工場のところに寝そべっているのを見ました。
作業員を運ぶのを順番待ちしていたのだろうと思います。
とても楽そうに楽しそうに話をしていましたが、なんだかとても不安な気持ちになりました。

今日もまたこの人たちは漁には出ないのだろうなぁと思い、そしてまた夕方には多額の現金を手にするのだろうなぁと思いました。
「楽して稼げればいいや」ってそんな事は思ってないのかもしれません。
現実の生活が優先なのかもしれません。

でもしっかり考えておかないとならないのは、楽に現金が入ってくる生活は長続きはしないということです。
そして、それが習慣になってしまうともう働けなくなる体になってしまうということです。
まるで麻薬に蝕まれる。

アリとキリギリスの話ではありませんが、「楽」というものは実は「苦」でもあると思います。
「楽」も「苦」も同じ状態を指すのではないかなとすら考えます。
よくよく考えないと人生を台無しにしてしまうようなことになりかねません。

「お前には関係ないだろう。」と怒られそうですが、余計なお世話なんでしょうかそういったことを心配してしまいます。
この西之表市の地域社会が悪い方向に進んでいくのはどうしても、黙って見ておれません。

世界が平和でありますように。

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