馬毛島 2023年10月12日 紡ぐ

馬毛島

今朝の馬毛島です。
空は曇っていて、馬毛島もよく見えません。
今日も工事が行われているのだろうと思います。
トーチカの作業も行われているのでしょうか。
寂しいです。

昨日は、安納芋の「芋切り」作業に行ってきました。
私以外にも、同級生の友人2人がきていました。
同じような気持ちだったのだろうと思います。

思った通り、亡くなった「彼」の話は誰もしませんでした。
奥さんも、友人もみんな笑って馬鹿話をしてきました。
時々、黙々と…。

名古屋から若い女性が手伝いにきていました。
いてもたってもおれず手伝いにきたとのことでした。
昨年まで、種子島に親子留学で来ていたお母さんでした。

小学生の娘を亡くなった「彼」が孫娘のようにとても大事にしていたようで、お茶の時間に少しそんな話をしてくれました。
でも、終始笑って作業をしていました。
とても明るく。

こうやって紡いできた人々の歴史が種子島にはあります。
そんな生活に塗れた視線の先に馬毛島はあったのです。
生活の空気感があったのだろうと思います。

だからと言って、そんな人たちは抗議したりはしません。
ただ、生活していくのです。
そんな積み重ねがあることを、少しでもわかってもらえたらと思います。

世界が平和でありますように。

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