今朝の馬毛島です。
空は晴れていますが、北のほうに暗い雲が見えます。
馬毛島周辺に船影は見えません。
みんな避難して行ってしまったのだろうと思います。
台風が近づいています。
海はとても穏やかで、滑るような水面をしていますがもうすぐ台風の影響があるのでしょう。
種子島は、古き時代から大風（台風）に悩まされてきました。
地理的にも台風の要衝にあるので、仕方がないのかもしれません。
でも、先祖はそんな環境の中でも、力強く生き抜いてきました。
台風のおかげで、いろんな出来事があったのもこの島なのでしょう。
有名な「鉄砲伝来」も嵐で難破した船の存在があって成り立っています。
いろんなものや人が行き来をして、作られてきた歴史があります。
好むと好まざるとに関係なく、交流の歴史があり、人の汗や涙が彩りを加えています。
鉄砲伝来の時の「若狭」の話などもそうです。
本当にあった話なのかどうかはわかりませんが、さもありなんと思ってしまいます。
島の人間の心の動きが見えるようで、この話には引き寄せられます。
馬毛島の基地問題で揺れる今ですが、これからも多くの出来事があり、人の汗や涙があり物語が作られていくのだろうと思います。
できたら、後世の人の批判に耐えられる話にしたいなと思います。
世界が平和でありますように。
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