今日の馬毛島です。
夕方6時過ぎに撮影をしました。
雨で馬毛島の様子は見えませんが、空の1部から光が海面を差しているのがとても印象的です。
なんだか神秘的なものさえ感じます。
馬毛島が訴えることが何かあるのでしょうか?
そんなことを考えてしまいます。
振り返れば、いろんなことに振り回されて島でした。
石油備蓄基地、象の檻(防衛施設)、バッタ、原発、宇宙往還機いろんな話がこの島の周辺で起きました。
とうの本人は、何を感じながら人間を見てきたのでしょう。
いつでも、根底には人の欲があったような気がします。
種子島家譜にもいろんな話が書かれていますが、そこには人の欲が関係しています。
「為人暴悪にして家を嗣ぐの器に非ず、群臣相議し、佯りて馬毛島に田猟する為して是を殺す、時に年十七」
応永34年(1427年)に起きた、有名な「三郎殺し」です。
種子島家譜に初めて馬毛島が登場するのが、この話なのは、少し残念です。
でも、人の業をしっかり思いだせと言うことなのでしょう。
時々、神々しいような光がこの島を包むのは、そういうことなのでしょうか。
馬毛島の周辺にさす光は、そんなことを感じさせてくれます。
世界が平和でありますように。
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