今朝の馬毛島です。
空は晴れていて、気持ちの良い朝になりました。
馬毛島は、静かに東シナ海に浮かんでいます。
偶然、屋久島から西之表港に入る高速船の様子を撮影することができました。
ジェットフォイルが使われるようになってから、随分時間が経過したように感じます。
いや、でも少し前だったようにも感じます。
実際には、平成の初期だったように記憶していますのでもう30年以上前ではないでしょうか。
高速船が西之表港に入港するときには、入港のセレモニーがありました。
そのセレモニーは仕事として参加しましたので、よく覚えています。
関係者が船から降り立つときには、誇らしいような顔をしていました。
種子島の船の歴史も大きく変わるなと思ったものです。
種子島と鹿児島を1時間30分ほどで結ぶ高速船は本当に画期的なことでした。
必ず、2泊3日しなければいけない出張が、案件によっては今では日帰りでできます。
高速船のダイヤの問題や、船会社の問題などいろいろありましたが、今ではすっかり島民の足でなくてはならないものとなっています。
今朝、種子島近海を走るジェットフォイルをみながら、そんなことを思い出してしまいました。
時代は変化していって、環境も随分変化してきますが、人間の本質的なものは変わらないものなのだろうと思います。
変化していく環境、変わっている人間関係、それでも故郷を愛おしいと思い気持ちは変わらないのだろうと思います。
便利なものができてきても、大切に思うものは同じです。
人なのですから。
世界が平和でありますように。
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