馬毛島 2023年2月12日 寂しい

馬毛島

今日の馬毛島です。
天気は曇りで、午後から雨が降る予報になっていました。

ちょうど高速船が馬毛島の前を横切る時間帯に撮影することができました。
屋久島から種子島に向かう高速船です。
たくさんの人たちが乗船しているのでしょう。
今日も良い1日であって欲しいなと思います。

ここから見る馬毛島の姿もどんどん変わっていくような気がします。
岳之腰周囲にうっすらと見えていた白い筋がだんだんハッキリしてきたような気がしています。
あの岳之腰の小高い姿ももう見ることができなくなるのだろうと思います。
今のママの馬毛島の姿はあと何年持つのでしょう?
案外姿が変わってしまう時も早いのかもしれません。
やはり地元の人間としては寂しい気がします。

世界が平和でありますように

馬毛島関連ニュース

人口1.4万人の市に数千人の作業員がやって来る…ごみ処理、水道は大丈夫? 地元で高まる不安、責任はどこに【馬毛島基地着工1カ月】

2/12(日) 11:00配信

南日本新聞

馬毛島の基地工事が始まり、漁船に乗り込む工事関係者=1月12日、西之表市の西之表港

 鹿児島県西之表市馬毛島で米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)移転を伴う自衛隊基地の工事が始まって12日で1カ月になる。
市街地では作業服姿の工事関係者や県外ナンバーの車両が目立つ。
今後さらに数千人単位で投入される見通しで、ごみ処理など住民生活への影響が懸念される。事業者の防衛省は対策について「何ができるか市と相談する」と煮え切らず、地元は不安を拭えない。 【写真】西之表市議会に馬毛島の基地整備について説明する防衛省担当者(右奥)=10日、同市役所

 「事業主として、作業員の数やスケジュールを把握すべきではないか」。
10日、西之表市役所であった防衛省による市議会への説明会。受け入れる側として知りたい情報さえ「確かな人数は…」と口ごもる同省担当者に、市議の1人が語気を強めた。

■現実的課題
 人口約1万4000人の同市にとって、作業員の大量流入の影響は計り知れない。
とりわけ危惧されるのが生活ごみだ。
市内にある種子島清掃センターで処分できる可燃ごみは1日約22トンで、処理量は普段から95%前後に達している。
運営する種子島地区広域事務組合は「すでに受け入れの限界」と悲鳴を上げる。

 市に長期滞在している作業員の多くは住民票を移さず、転入手続き時の行政サービスの説明を受けていないとみられる。
このため、指定ごみ袋を使うルールが守られないケースも散見されるという。
 市内各地にはプレハブの作業員宿舎が建てられ、夏場になれば水道に過剰な負担がかかる恐れも出ている。特に市街地近くの下西地区に集中しており、市水道課は「仕事後の入浴時間が重なるといったことで、水圧が弱まることもあり得る」と警戒する。

■責任の所在
 こうした不安要素は、市議会への説明会でも取り上げられた。
そこで防衛省が示したのが、工事関係者向けに計3000室以上の仮設のプレハブ宿舎を馬毛島に建てる方針だ。その他は「作業員を順次、種子島から移して迷惑をかけないようにする」との説明を繰り返すばかりだった。

 終了後、市議からは一様に「納得できる内容ではない」との不満が漏れた。ただ、責任の所在については基地整備計画の賛否両派で考え方が分かれた。

 杉為昭議員(賛成派)は
「生活への影響は予想されていたことだ。市が現実的な対応を考えておくべきだった」と指摘。

宇野裕未議員(反対派)
は「国家プロジェクトなのに業者や地元任せでいいのか。市民感覚という点で、東京(防衛省)との距離感が甚だしい」と憤った。

 地元は基地工事とどう向き合えばいいのか。市民の安心安全確保をうたった市当局と防衛省の協議は着工後、一度も開かれていない。

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