今朝の馬毛島です。
今朝も朝6時すぎに撮影しました。
選挙候補は比較しないといけないのか
ネットを見ていたら、沖縄県知事選挙のニュースを拾いました。
辺野古への基地の移設問題に対する各候補の立場が明確になりましたとのニュースでした。
どうしてこうも比べたがるのでしょう。
明確に区分することがそんなに必要でしょうか。
比較することだけが善ではないと思います。
有権者が望むからなのか
マスコミはその方がわかりやすいから報道するのだとすれば、それはニュースを見ている視聴者が欲していると考えるからそうするのでしょう。
そう考えると「それを望んでいるのは有権者の方なのかも」というのを考えました。
地方自治に関する問題点は複雑で、選挙となると私的な都合なども入り込み、もっと複雑なのだろうと思います。
数点の問題点だけをピックアップして(沖縄の場合、辺野古だけ)、自治を語られているようでどうも疑問が湧いてしまいます。
これまでの沖縄の選挙
これまで沖縄では、米軍基地関連の問題が争点になり、名護市長選挙や県知事選挙などたくさんの選挙が行われてきています。
自分自身が直接現場で見たわけではないので、少し注意して書かなければいけませんが、これまでの経験から沖縄でも実際はそのことだけで投票行動があったとは思えません。
いろんなことを現場の住民が見聞きして、自分で考えて、一定の投票という行動を行ったのではないかと思います。
ネットで拾う記事や本に書いてあることは、殊更対立点だけに焦点が当てられすぎている気がします。
比較が全てではない
選挙の争点をしっかりわかりやすくすること自体を否定するものではありません。
そのほうが、わかりやすくなるという利点もありますので、確かに便利だとは思います。
しかし、自治はそう簡単ではないと思いますし、住民もしっかりわかりながら投票をしているのだと信じています。
もう少し、丁寧な報道があってもいいのだろうと思います。
すみません。それがなかなか難しいだろうということはわかりながら書いてしまいました。
少しだけ、マスコミの皆さんも考えていただけたらと思います。
世界が平和でありますように
馬毛島関連ニュース
以下は沖縄テレビ放送さんより
辺野古移設へのスタンス明確に 9.11県知事選挙
8/8(月) 19:02配信
沖縄テレビ
来月11日に投開票される県知事選挙に向けて立候補予定者たちの普天間基地の移設問題に対するスタンスが明確になりました。
佐喜真淳
「早期の返還を実現するためには現在の移設計画が現実的であると考えていますのでその意味では辺野古の移設を容認します。」
自民党擁立の前の宜野湾市長・佐喜眞淳さんが普天間基地の名護市辺野古への移設について容認すると初めて賛否を明確にしました。
佐喜眞さんは新型コロナの影響で落ち込んだ県経済の立て直しが最重要課題だとして基地問題で政府と対立する現県政では叶わないと批判し県政の刷新を訴えました。
辺野古移設阻止を掲げる現職の玉城デニー知事ですが、大票田となる那覇市での事務所開きに知事の姿はありませんでした。
玉城知事の秘書
「本日ですね知事が参加する予定でだったんですけども、急きょ濃厚接触者に該当するということで不参加になります。」
玉城知事は8日午後から公務に復帰しましたが、選対本部長を務める前の県議会議長新里米吉さんが今月急逝し、その後任選びなど体制の再構築が急がれています。
一方、前の衆議院議員下地幹郎さんは選挙の争点は移設問題を終わらせることだとして、軟弱地盤は埋め立てさせず、現在の訓練は鹿児島県の馬毛島に移転させると訴えています。
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