今朝の馬毛島です。
なんとなくぼんやりした感じの光景です。
考えごとでもあるのでしょうか。
馬毛島の身になって考えてみるとどうなのでしょう。
バッタ騒動があったり、原子力のゴミ置き場を想定されたり、象の檻なるものが議論されたり、石油基地に見立てられたり…。 いい迷惑なのでしょう。
でも、随分昔から人間の生業のすぐそばにあって、いろんな出来事を見てきたのだろうと思います。
種子島家譜をみるといろんな船が漂着しているようですし、人が殺される怖い事件も発生したりしています。
遺跡のようなものが発見されるのもそんな馬毛島の特徴を表しているのかもしれません。
そうそう人を助ける働きしているのも忘れてはなりません。
馬毛島の蘇鉄が、種子島の人の飢饉を救ったのを1808年(文化5年)の3月5 日の家譜に書いてあります。
蘇鉄の実で飢えをしのいだ時代もあったのです。
でも、ほんとに馬毛島にしてみればいい迷惑なのかもですね。
どんな時代であれ、馬毛島は馬毛島なのでしょう。
人の心を映しているだけのそんな存在なのかもしれません。
世界が平和でありますように。
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