馬毛島 2022年6月7日

馬毛島

今朝の馬毛島です。

今朝は市場に行ってきました。
とうもろこしの初出荷です。
これまで人にあげるばかりでしたが、初めて商品として出荷しました。
なんだか感慨深いです。

世界が平和でありますように。

馬毛島関連ニュース

以下は南日本新聞社さんより

馬毛島基地管理道路 塩田知事「アセス」求めず 西之表市の「対象とすべき」 意見書に盛らず

6/7(火) 12:30配信

南日本新聞

(写真:南日本新聞社)

 鹿児島県西之表市馬毛島への米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)移転と自衛隊基地整備計画で、鹿児島県の塩田康一知事は6日、島を一周する管理用道路新設について「適切な環境保全の実施」を柱とする意見書を防衛省に提出した。市は「環境影響評価(アセスメント)の対象とすべきだ」と求めたが、意見書には盛り込まず、「十分な配慮」の要望にとどめた。 【写真】馬毛島環境アセスメントの手続き

 県環境林務課は「専門家の意見を踏まえ、環境保全の意見に特化した」と説明。市の意見書も同時に提出した。市は「道路は基地の運用に使われる。アセスの対象とすべきとの考えに変わりはない」としている。

 県意見書はアセス対象かどうか問わず、環境基本法に基づき必要な保全措置を取るよう求めた。総括事項として(1)市の意見への配慮(2)県や市の環境計画への配慮(3)土地の改変を最小限に抑える(4)動植物への影響の回避・低減(5)重要な動植物が確認された際の報告-の5項目を示した。

個別事項で、ウミガメ産卵地や鳥類の営巣地への配慮など8項目の保全策徹底も求めた。防衛省は管理用道路を「基地工事とは別で管理目的」として既に着工。島東岸の葉山港整備も含まれる。

 県は今回の意見書とは別に、アセス準備書に対する意見書も出す。最終段階の「評価書」の前段階の手続きで、同省は近く国民からの意見概要を県に送り、知事は120日以内に意見を返す。

鉄人は「おらんなぁ…」とつぶやいた 87歳現役の素潜り漁師が感じる海の変化 かつて特産のトコブシはどこへ

6/7(火) 21:10配信

南日本新聞

採ったトコブシを船上で確認する押川登さん=1日、西之表市の馬毛島沿岸

 種子島特産のトコブシ(ナガラメ)漁で「鉄人」と呼ばれる漁師がいる。鹿児島県西之表市西之表の押川登さん(87)。半世紀以上、大物が潜む馬毛島の海を素潜りし、変化を目の当たりにしてきた。「藻がなかなぁ」「岩も白くて貝が付かん」。島で漁をする約60人中、最年長の押川さんには、さみしさと悲しみがにじむ。 【写真】岩礁の隙間を丹念に探す押川登さん=1日、西之表市の馬毛島沿岸

 漁解禁日の1日、ウエットスーツに6キロの重り、フィンとゴーグルを着けて飛び込んだ。漁場は島南東部。水深2~5メートルの浅瀬をすいすい泳いでいく。トコブシがすみ着きそうな岩を見つけると一気に潜水。ひっくり返したり、鉄の棒で隙間をかき出したりした。

 「おらんなぁ」。海面に浮上するたびに首をかしげる。かつて3時間で100キロ以上採ったこともあるという「宝の島」。初日は休みなしで約2時間泳ぎ回り、水揚げしたのは35個、重さにして3キロ程度だった。

 同市住吉の漁師一家に生まれた。父の後を追い、1950年代半ば、20代前半で馬毛島へ移住した。トビウオ漁で島が潤っていた。

 押川さんら若手は魚を網に追い込む役を任され、寒さが身にしみる5月から早朝の海にふんどし一枚で連日入った。「先輩たちが『潜れ潜れ』と船に上げてくれなかった」。水深20メートル近くまで素潜りする当時の“スパルタ教育”が、8月に米寿を迎えても漁を続けられる体力を培った。

 トコブシが高値で取引されるようになったのは30代の頃。簡単に両手で抱えきれないほど採れたが、ここ十数年で海の異変が目につくように。餌になる藻が減り、磯焼けで白く変色した岩が転がっていた。温暖化の進展や、島を所有していた民間業者の大規模開発の影響という声は少なくない。

 市などは漁場保全で2005年から稚貝を放流しているが、「貝が付く(育つ)ところがなかなぁ」と力ない。1000キロを優に超えていた馬毛島産トコブシの漁獲量は昨年、716キロまで落ち込んだ。細りつつある海を見ながら「これじゃあ若い衆がかわいそうだ」と嘆く。

 今年の漁期は8月12日まで。馬毛島は米軍機訓練移転と自衛隊基地整備が計画され、防衛省が本年度中の着工を目指す。トコブシの主要漁場が広がる島東岸には、大規模な港湾施設や揚陸施設が予定されている。

以下はKTS鹿児島ニュースさんより

【馬毛島】自衛隊施設の整備 自民党県議団が賛成の意向 鹿児島

6/7(火) 18:40配信

鹿児島ニュースKTS

鹿児島テレビ

鹿児島県西之表市の馬毛島で計画されている自衛隊施設の整備について、自民党県議団は7日の鹿児島県議会の代表質問で賛成する意向を示しました。 西之表市の馬毛島では、防衛省がアメリカ軍の訓練移転や自衛隊施設の整備を計画しています。 7日の県議会代表質問で、自民党県議団の白石誠 副会長は、自衛隊施設の整備について自民党県議団として賛成する意向を示しました。 賛意を示した背景について、自民党県議団の瀬戸口三郎 会長は次のように説明しました。 自民党県議団 瀬戸口 三郎 会長 「中種子町と南種子町がそれぞれ賛意を示し、西之表市、中種子町、南種子町の議会が馬毛島について賛意を示したので、県議団もこの時期に示した方がいい」 ーその後に控えているFCLPは? 自民党県議団 瀬戸口 三郎 会長 「当然、そちらも含んでいる。自民党県議団で議論して、今、賛意を示すべき時期に来ていると決定した。」 計画を巡っては、地元、西之表市の八板俊輔 市長は賛否の明言を避けています。また、塩田知事も賛否については明らかにしておらず、今回、県議会の最大会派である自民党が賛意を示したことについてこのような見解を示しました。 鹿児島県 塩田知事 「県は環境の住民の暮らしへの影響とか、しっかり国から聞きながら、環境アセスメントを踏まえて、地元の市町村の意見も聞きながら、県としての考えを整理したいところは変わっていない」 現在手続きが進む環境アセスメントについては、今後、住民からの意見が八板市長や塩田知事らに送付され、それから120日以内に知事らの意見が防衛省に送られます。

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