今朝の馬毛島です。
雨ですが、なんとなくスッキリした形で海に横たわっているように見えます。
今朝の東シナ海は居心地がいいのでしょうか。
連休も終盤です。
暦通りだと今日は仕事です。
個人的には、ずっと休みよりこうしてインターバルが取れる日程の方が好きです。
性分でしょうかね。
ずっと遊んでおくということが苦痛です。
さて、今日もがんばりましょう。
世界が平和でありますように。
馬毛島関連ニュー
以下は南日本新聞社さんより
馬毛島整備の進展へ日米が協力確認 防衛相会談 沖縄の負担軽減も
5/6(金) 8:00配信
岸信夫防衛相とオースティン米国防長官は4日の会談で、西之表市馬毛島への米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)移転を伴う自衛隊基地整備の着実な進展に向け、引き続き日米が緊密に協力していくことで一致した。 【写真】【関連表】環境アセスの手続き
防衛省が発表した会談概要によると、両氏は馬毛島の整備や米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設といった米軍再編計画のこれまでの取り組みを歓迎。双方が連携し、本土復帰から50年を迎える沖縄の負担軽減へ協力を一層加速させる重要性も共有した。
日米両政府は今年1月の安全保障協議委員会(2プラス2)で、馬毛島が基地の「整備地」に決定したと確認した。防衛省は4月、整備の環境影響評価(アセス)の結果を伝える準備書を公告。アセス手続き後、2022年度中にも基地本体工事に着手したい考えを示している。
以下はMBC南日本放送さんより
馬毛島賛成派が八板市長に交付金活用策を提言「物流補助や学校整備を」
5/6(金) 16:10配信
MBC南日本放送
鹿児島県西之表市・馬毛島への自衛隊基地整備に賛成する市民グループが、6日、八板俊輔市長に国からの交付金の有効な活用策についての提言書を出しました。
提言書を出したのは計画に賛成する市民グループ「西之表市と馬毛島の未来創造推進協議会」のメンバーら5人です。
協議会は先月、漁業や農業など7つの業界団体や反対派の市民も参加して勉強会を開き、その意見をもとに馬毛島へのアメリカ軍の訓練移転に伴って国から交付される再編交付金などの活用策について提言書をまとめました。
提言書には、燃料費高騰による輸送コストの負担を減らすために補助金を出すことや、若い世代の流出を防ぐために学校や公共施設などを整備するといった活用案が記されています。
(西之表市と馬毛島の未来創造推進協議会 杉為昭事務局長)
「メリットデメリットを市長には真摯に考え、市民が安心安全に馬毛島基地と共に進めるようにしてほしい」 協議会は、次は市職員も交えて勉強会を開き、活用策の検討を進めたいとしています。
馬毛島「環境アセス」を読み解く 専門家が指摘する計画のポイントと課題は
5/6(金) 19:41配信
MBC南日本放送
西之表市・馬毛島への自衛隊基地の整備と米軍の訓練移転を巡り、国は周辺の自然や生活環境への影響を調べる環境影響評価=「環境アセスメント」の手続きを進めています。
手続きは3段階あります。 まず自然や環境への影響をどのように調べるのかを記した「方法書」を地元に示します。 方法書に書かれた内容で実際に調査をした結果をまとめたものが「準備書」です。
馬毛島の基地計画では先月、国がこの「準備書」を公開し、地元からの意見を聞く縦覧を行っています。 そして意見を聞いたうえで修正し、「評価書」にまとめ、問題ないとされた場合は事業が始まることになります。
訓練の概要や、騒音・生態系など19項目について影響を評価した「準備書」。総合評価で「適正」と結論づけられているものの、本当に「適正」なのか?専門家によって見方は分かれます。
準備書で国は馬毛島に2000メートルほどの2本の滑走路や駐機場、桟橋などを整備し、米軍空母艦載機の陸上離着陸訓練=FCLPや、自衛隊の水陸両用車など13の訓練を行うとしています。工期はおおむね4年で、FCLPは滑走路などが完成次第、早ければ2026年度までに訓練を始めたいとしています。
外交・安全保障が専門の明海大学・小谷哲男教授は、準備書からその狙いが見えてくると話します。 (明海大学 小谷哲男教授)
「自衛隊の護衛艦いずもを空母に変えF-35Bを載せる計画のための模擬訓練施設という位置づけが(馬毛島は)大きい。加えて偵察機や輸送機の運用もあり、偵察の拠点、物資の集積地として輸送機が飛んでくることになる」 今回の調査で注目されたのが騒音です。今回の騒音調査では、飛行ルートは馬毛島上空と周辺海域との想定で行われ、すべての地点で騒音は「基準値を下回る」と評価されました。ただ種子島上空を飛行した場合の騒音はどうなるのか?知事もその予測を求めていましたが、準備書には盛り込まれませんでした。
基地問題と地方自治が専門の明星大学・熊本博之教授は、種子島上空の飛行はあり得ると指摘します。 (明星大学 熊本博之教授)「(飛ばない)保証は何もない。日米地位協定で、米軍訓練で施設の利用はほぼ自由」 一方、小谷教授は。
(小谷教授)「もし種子島上空を飛ぶなら、気象条件が非常に悪い時など緊急事態。通常の訓練なら種子島上空を通る必要なく、離島の上空飛行は沖縄でもやっている。あえて種子島上空で飛ぶことにはならない」 また準備書では、戦闘機などがどんなルートで馬毛島にやって来るのか示されていません。県内各地で米軍機の低空飛行が目撃される中、騒音が問題となるケースは出ないのでしょうか?
(小谷教授)「安全性の問題と地元への配慮から九州本土や離島上を通らず、できるだけ海の上を通ると思う」
(熊本教授)「鹿児島市内、屋久島など島々の上空を通る可能性は否定できない。馬毛島周辺だけの騒音予測では不十分と言わざるを得ない」 専門家でも見方が分かれる環境アセスメント。ただ現在行われている「縦覧」が地元が意見を示す最後の機会となるだけに「国の丁寧な説明」と「住民の納得」という点では一致しています。
(小谷教授)「国の丁寧な説明は大前提。合理的な説明をして住民に納得してもらうことに尽きる」 (熊本教授)「国防政策に住民が意見を言う機会が与えられ、今回が最後のチャンス。ちゃんと理解し、意見を言うことが大事」 国は準備書を西之表市役所や県庁などで19日まで公開し、意見を受け付けています。また10日以降、種子島1市2町と屋久島町、南大隅町で住民説明会が開かれます。
コメント