馬毛島 2022年4月17日

馬毛島

今朝の馬毛島です。

朝6時14分に撮影しました。
もうすっかり早朝でも撮影できるようになりました。
ありがたいです。

今朝は飛行機の音がしていました。
飛行機に罪はないのでしょうが、なんとなく不気味に聞こえてしまいます。
ウクライナ情勢も影響しているのでしょう。

世界が平和でありますように。

馬毛島関連ニュース

以下は南日本新聞社さんより

馬毛島基地計画 絶滅恐れの島固有種マゲシカ「建設で減少必至」 専門家、保全策を批判 西之表市の意見反映されず

4/17(日) 8:30配信

南日本新聞

馬毛島に生息するマゲシカ=2018年7月、西之表市馬毛島

 西之表市馬毛島への米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)移転と自衛隊基地整備計画を巡り、防衛省は環境影響評価(アセスメント)準備書案の概要で、島固有のマゲシカが約700~1000頭いると推定、事業区域外に生息地を造る保全策を示した。

区域内での生息地確保を求めた市の意見は反映されておらず、専門家は「生態を考慮していない。基地建設で個体数が減るのは確実だ」と見直しを求めている。 【写真】馬毛島

 マゲシカはニホンジカの亜種で、環境省のレッドリスト2020で「絶滅のおそれのある地域個体群」に指定されている。

 防衛省は面積約8平方キロの島の87%を事業区域にする予定。保全策として、島南西部と北西部を生息地の中心として残す▽工事中は島を縦断する仮設柵を設置し、西側を保全区域にする▽裸地を緑化する-などを挙げた。個体数の予測は不確実性が残るとして、モニタリング調査するとした。

 一方、マゲシカを30年以上研究する北海道大の立澤史郎助教(保全生態学)は昨春、島上空からの目視調査で生息数を320頭とみていた。その3倍に上る防衛省の推計に「調査方法の詳細が分からず、評価できない」。

八板俊輔市長は「増えているようで意外だった。現在島内で工事が行われておらず、植生の回復など個体数が増える要素はあるだろう」と話す。

 立澤助教によると、マゲシカは従来、メスが島中央付近の森林、オスが周辺の草地に生息していたが、島の前地権者の開発に伴い森林が激減。メスが草地に出てこざるを得なくなったという。

 防衛省の保全策について「生息地の中心のコアエリアは繁殖に最も適した場所を選ぶのが常識。南西部の裸地を緑化してもコアエリアにはならない」と批判。

「生息地が基地の外だけになれば、どんな方法を使っても個体数は減る。残せて40~50頭程度だろう」と指摘し、島中央部の森林をコアエリアにするよう訴えた。

 同省は今週にも、整備内容や環境保全措置などを詳細に記載したアセス準備書を公告するとみられる。

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