今朝の馬毛島です。
朝の7時頃に撮影しました。
割とスッキリした朝でした。
天気は雲も多いですが、これから晴れてくる予報です。
今日も元気でいってらっしゃい。
馬毛島関連ニュース
馬毛島基地計画に「不同意」掲げ再選の西之表市長 防衛省に出した「配慮要望書」で支持者と溝 反対派市民「早々と白旗掲げた」
2/24(木) 7:39配信
市民団体のメンバーを前に説明する八板俊輔市長=20日、西之表市民会館
西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画で、八板俊輔市長が岸信夫防衛相に提出した要望書を巡り、八板市長と反対派市民団体との間に溝が生じている。双方の直接対話後も、市民団体側は「容認、黙認に転じた」との疑念を拭えなかった。
「市長をこのまま信じていいのか」。足並みの乱れも目立ち、今後どう対応していくのか意見を集約できない状況が続く。 【写真】「馬毛島の『整備決定』で局面が変わった」と強調する八板俊輔西之表市長=同市役所
「市長が政府に早々と白旗を掲げた」「市長を信頼して運動を続けてきた。要望書を出す前に説明すべきだったのではないか」
市民会館で20日にあった市民団体と八板市長との面会。冒頭以外は非公開だったにもかかわらず、出席者の怒りを抑えたような声が会場外に響いた。
「市と防衛省の協議を見える形でやって最善の道を探る。そういう私の信念を全うしたい」と八板市長。1時間余りの質疑はかみ合ったとは言い難く、出席者約80人の多くが硬い表情で会場を後にした。
■「納得いかない」
市民団体のよりどころは昨年1月の市長選挙前に結んだ政策協定だ。八板市長が2020年10月に示した計画不同意の立場を、当選後も引き継ぐことを書面で約束。メンバーを挙げての後押しが再選の原動力となった。こうした経緯から団体内では、整備に伴う米軍再編交付金や隊員居住への「特段の配慮」が要望書に明記されたことを“約束違反”と見る向きが多い。
八板市長は面会時に公約との矛盾を指摘され、「そうとは考えていない。国になし崩し的に(計画を)進められる懸念があり、安心安全なまちづくりを託された」と回答。出席者の一人は「納得いかない」と気色ばんだ。
別の出席者は、環境影響評価(アセス)次第で計画を容認するのかと質問。「アセスの結果と国との協議状況を踏まえ、一定の考えを示さなければ」。こうした受け答えに「逃げられた感じ。信念が伝わらない」と切り捨てた。
■つなぐ期待
面会では八板市長への不信感が渦巻く中、すがるような思いで期待をつなぐ会員もいた。
50代男性は「国の『整備地決定』で敗北感はあるが、市民の理解なくして建設できない。諦めずに反対しましょう」と呼び掛けた。八板市長が馬毛島の市有地(小中学校跡地)売却や3市道の廃止を「考えていない」と明確に否定した発言を前向きに捉えるメンバーもいた。
八板市長と市民団体のやり取りを賛成派の市議会議員も傍聴していた。「反対派の前でも計画不同意を言わないとは。要望書や市長の説明では中立に歩み寄ったように見える。改めて問いただしたい」と話す。
日米間で馬毛島を「整備地」とすることで合意後、初めての市議会定例会が24日開会する。賛成、反対両派のいずれも八板市長の真意を測りかねており、要望書に関する議論で紛糾する可能性がある。
以下は南日本新聞社さんより
「標的になる危険性を覚悟すべきだ」 沖縄国際大・前泊教授、馬毛島基地計画反対シンポジウムで講演 鹿児島市
2/24(木) 9:45配信
馬毛島問題について話す長野広美西之表市議(左)=23日、鹿児島市のよかセンター
西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画を考えるシンポジウムが23日、鹿児島市であり、大学教授ら3人が講演した。沖縄国際大学の前泊博盛教授は「国民が基地問題に無関心で、国の動きを止める力がない。地元の民意も多数によって封じ込められてしまう」と指摘した。 【写真】馬毛島問題に関する講演を聴く参加者=23日、鹿児島市のよかセンター
前泊教授は基地整備が進めば種子島と馬毛島が一体的に運用される恐れがあるとし「標的になる危険性を覚悟すべきだ」と強調。
基地経済に関して「隊員人口は増えても地域振興に成功した例はほぼない。交付金は点滴のようなもの。自力での活性化を諦めず、知恵を出して」と訴えた。
西之表市議の長野広美氏は米軍機や自衛隊訓練が生活に及ぼす影響が分からないまま計画が進められることを懸念。
鹿児島大学の平井一臣教授は「傍観していれば次々に中国脅威論と結びついた国策が打ち出される。国民であると同時に住民として考え、意見を述べる必要がある」と語った。
霧島市の学生(21)は「基地について考える機会はこれまで少なかったが、身近な問題として関心を持ち続けたい」と話した。 九条医療者の会かごしまメンバーらでつくる実行委員会主催。
以下はKYT鹿児島読売テレビさんより
馬毛島予算は…西之表市議会が開会
2/24(木) 19:45配信
KYT鹿児島読売テレビ
アメリカ軍の訓練移転を巡る馬毛島の動きに注目が集まる中、西之表市議会が24日に開会した。 西之表市議会が24日に開会した。種子島沖の馬毛島へのアメリカ軍の訓練移転計画を巡り、反対の姿勢を示してきた八板市長だが、ここ最近では計画への「賛否は言えない」と態度を軟化させている。
24日の市議会で八板市長は「国と協議を進めていくが、住民の期待や不安に国がどう向き合ってくれるかを評価することも必要。これらの状況も踏まえ、私自身のこの問題に対する意見や考え方を明らかにしていこうと考えている」と述べた。
西之表市は新年度予算案に馬毛島の対策事業として、国や県との協議のための経費や、馬毛島に渡るための乗船料、約205万円を計上している。小中学生の体験活動のための拠点整備など馬毛島活用事業について、島が国の所有地となり「現段階で防衛省から入島の確約が得られていない」として、ここ2年予算化されていたが、今回は計上されていない。
以下はMBC南日本放送さんより
馬毛島問題 塩田知事「国の進め方は遺憾」
2/24(木) 20:02配信
MBC南日本放送
24日の鹿児島県議会で、塩田知事は、国が基地整備と訓練移転の「候補地」としていた馬毛島を「整備地」に決め、工事の入札などの手続きを進めていることについて、「丁寧さに欠ける」などと批判しました。
(塩田知事)「地元への説明を十分にすることなく、位置づけを変更するというような国の進め方については、丁寧さに欠けるのではないかと申し上げた」
(塩田知事)「入札公告については、環境影響評価の手続きを経た後に行うべきであり、国が県の意見をしっかりと受け止めるとしている中でのこうした国の進め方については、はなはだ遺憾であると伝えた」
西之表市3月議会開会 八板市長「馬毛島問題 最善の道を模索」
2/24(木) 20:03配信
MBC南日本放送
鹿児島県西之表市の八板俊輔市長は、24日に開会した市議会の3月定例会で、国が計画している馬毛島への自衛隊基地整備について「難しい局面にある」とした上で、「最善の道を模索したい」と述べました。
(八板俊輔市長)「私は馬毛島問題が新たな局面を迎えたと思っている」 国は、馬毛島への自衛隊基地整備とアメリカ軍の訓練移転を計画していて、基地工事の入札など整備に向けた手続きを進めています。 計画に反対の立場の八板市長は、24日の議会では計画への賛否については直接、言及しませんでしたが、「最善の道を模索したい」と述べました。
(八板俊輔市長)「難しい局面に至っている。今とるべき最善の道を市民の皆さまと引き続き模索していきます」
(記者)「Q.(賛否判断は)どんなタイミングをイメージ?」 (八板市長)「国との協議の場はこれから始まる。それを見ながら」 市長の発言を聞いた賛成派・反対派の市議は…。 (基地整備に賛成 杉為昭市議)「ある程度の方向性を早く示して(市民と)対話する努力をすることが一番大事」
(基地整備に反対 鮫島市憲市議)「満足いく表明が市長からあったかというと、ちょっと物足りない。国と改めて向き合ってほしい」 定例会は来月29日までで、来月9日からの一般質問では馬毛島関連の質問が取り上げられる見通しです。
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