今朝の馬毛島です。
馬毛島関連ニュース
以下はMBC南日本放送さんより
馬毛島問題巡り 専門家らがシンポジウム
2/23(水) 20:05配信
MBC南日本放送
鹿児島県西之表市・馬毛島での自衛隊基地の整備とアメリカ軍の訓練移転計画を巡り地元が揺れ動くなか、23日、課題などについて考えるシンポジウムが鹿児島市で開かれました。
シンポジウムには、オンラインも含め170人ほどが参加しました。国は、西之表市・馬毛島に自衛隊基地を整備した上で、アメリカ軍の訓練を移転させる計画です。
23日は、地方自治や日米安保下の島しょ経済の専門家らが、「基地建設は地域振興になるのか?」「国が決めたことに県民は口を出せないのか?」などのテーマについて、意見を交わしました。
(鹿児島大学法文学部 平井一臣教授)「街づくりをやっている人たちの話をきくと、交付金頼みの街づくりはうまくいかない。自立の意識、自前でやるという意識が希薄になっていって、結局、自分たちで創意工夫を凝らした地域づくりには繋がっていかない」
(沖縄国際大学大学院 前泊博盛教授)「残念ながらこの国では、国が動き出したものを止める力は国民にはありません。国民のみなさんが選挙に行って、少数意見に対しても尊重するというような、この国の形を変えていかないかぎり、国が勝手に決めて暴走したときに止める力は、この国の主権者たちには残念ながらない」 参加した人たちは、基地整備が地域の生活にもたらす影響について、改めて考えていました。
(参加した人)「鹿児島県民だけの問題ではなくて、やはり国会の中で審議をしろという話があったが、そこに大変共感した」
(参加した人)「しっかり子や孫のために行動し発言し、こういう場に来て学ばないといけない」 主催した会は、今後も議論の場を設け、県民の関心を高めていきたいとしています。
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