馬毛島 2022年2月21日

馬毛島

今朝の馬毛島です。

馬毛島関連ニュース

以下は南日本新聞社さんより

馬毛島基地計画 八板・西之表市長「新局面に理解を」 防衛相への要望書説明 反対派「不同意明言せず残念」

2/21(月) 10:35配信

南日本新聞

市民団体への説明の冒頭であいさつする八板俊輔市長=西之表市民会館

 西之表市の八板俊輔市長は20日、馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画に反対する市民団体「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」と市内で面会し、岸信夫防衛相に提出した要望書の意図などを説明した。「『整備決定』という新しい局面を迎え、市と国との協議の場を設けてほしいという趣旨だ」と理解を求めた。 【写真】【地図】馬毛島の旧市道

 3日の要望書提出後、八板市長と市民との直接対話は初めて。市民団体が要請し、八板市長の後援会が主催した。会場の市民会館に約80人が集まり、約1時間にわたって質疑した。

 冒頭以外は非公開。

複数の出席者によると、「整備されたときのことを考えなくてはいけない」という市長の考えに理解を示す意見が出た一方、「計画を容認する内容ではないか」「反対の姿勢を打ち出したから市長選で応援したのに」などの不満が相次いだ。

 市長は島内にある市有地の売却や3市道の廃止について「考えていない」と否定したという。

 面会後、市民団体の山内光典事務局長(71)は「説明は不十分。計画不同意とはっきり言ってくれなかったのが残念だ」と話した。八板市長は報道陣に「できる限りのことは伝えられた」と述べた。

馬毛島基地計画と鹿屋・米無人機展開 反対へ「共闘」 市民団体が集会

2/21(月) 11:33配信

南日本新聞

講演する「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」のメンバー=鹿屋市東地区学習センター

 西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画に反対する集会が20日、鹿屋市東地区学習センターであった。市民約50人が計画について学び、日米両政府が検討する米軍無人機の海上自衛隊鹿屋航空基地(同市)への一時展開計画に抗議する運動と“共闘”する方針を確認した。 【写真】米空軍などに配備されている無人機MQ9(米ジェネラル・アトミクス社のパンフレットから)

 西之表市の「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」のメンバーが馬毛島を巡る経緯を説明した。

迫川浩英事務局次長(66)は「米国は抑止力が利かなかった後の戦争まで想定している。日本も本気で戦争する気なのか」との専門家の指摘を紹介した。

 清水捷治幹事(79)は、政府が国民主権を定めた憲法より日米同盟を優先していると訴え、「私たちは戦争か平和かの岐路に立っている。大隅の皆さんが無人機を許さない闘いも同じ。共同・連帯して頑張ろう」と呼び掛けた。

 集会は「9条の会おおすみ」が主催した。松下徳二会長(84)は「馬毛島に学びながら、鹿屋の無人機配備にきちんと反対運動をしたい」と話した。

以下はKTS鹿児島ニュースさんより

鹿児島・馬毛島めぐり 参加者から不満の声 計画反対の市民団体 西之表市長と面会 

2/21(月) 19:50配信

鹿児島ニュースKTS

鹿児島テレビ

アメリカ軍の訓練移転などが計画されている鹿児島県西之表市の馬毛島です。計画に反対する市民団体は20日西之表市の八板俊輔市長と面会しました。

防衛省にアメリカ軍の再編交付金について特段の配慮を求めたり計画の賛否を明言しなくなった八板市長の真意を問うための面会ですが、参加した市民からは不満の声が聞かれました。

20日午後、西之表市の市民会館には計画に反対する市民団体のメンバーら80人が集まり八板市長との面会に臨みました。

西之表市の馬毛島で進められているアメリカ軍の訓練移転や自衛隊施設の整備計画。 これまで計画に反対の立場だった八板市長は2月、岸防衛大臣にアメリカ軍の再編交付金などについて「特段の配慮」を求める要望書を提出し、「市民の分断を助長しかねない」と計画の賛否を明言しなくなりました。

市民団体と八板市長は2021年1月の市長選で「計画に同意できないという立場を引き継いでいく」との政策協定を結んでいて、面会は八板市長の真意を問うために開かれました。

冒頭を除き非公開となった面会。 市民団体によりますと参加者からは「選挙公約に違反する」、「市長が市民を分断させている」といった厳しい声が聞かれましたが、八板市長は「市民の安心安全を守る最善の道を探る」などとあいまいな回答に終始したということです。 参加した人 「やっぱり一番肝心なことを聞きたかった 反対しますということを 反対として(市長選に)立候補したのであればそれは貫いてほしい」

Q.今後市長を応援できる?
「できればはっきり物を言う人を(改めて)選びたい」 面会終了後、八板市長は報道陣の取材に応じず会場を後にしようとしましたが…

西之表市 八板俊輔市長 Q.話をしてどうだった?

「いや、もう、お疲れ様でした」

Q.説明は理解してもらえた? 「向こうに、みなさんに聞いていただいてできる限りのことは説明した」

馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会 山内 光典 事務局長
「市長が(計画に)反対するということで応援をしてきた団体なので、『今でも同意できないと考えています』という言葉をいただければ最高だったがそれがなかったのでちょっと不満」 市民団体では話し合いを重ね、今後の活動や対応を検討していくということです。

鹿児島・西之表市 来年度当初予算案 馬毛島対策事業に約205万円

2/21(月) 19:53配信

鹿児島ニュースKTS

鹿児島テレビ

鹿児島県西之表市は21日、馬毛島の対策事業として約205万円を盛り込んだ2022年度の当初予算案を公表しました。

2020年度と2021年度の活用事業から位置付けが変わり、予算も減額されています。 西之表市は21日、総額109億5500万円の2022年度当初予算案を公表しました。

当初予算案には馬毛島の対策事業として、国や県との協議のための旅費や、馬毛島に渡るための乗船料約205万円が盛り込まれています。

馬毛島をめぐって西之表市は、馬毛島活用事業として2020年度と2021年度の予算には子どもたちの体験活動や市史編さんに向けた現地調査のための費用を予算化していました。 しかし島の大部分を所有する防衛省との調整がつかず、2021年度は約390万円の予算のうち、支出は企画展の15万円あまりにとどまっています。

以下はMBC南日本放送さんより

馬毛島問題 八板市長 反対派住民と面会「基地受け入れ前提ではない」

2/21(月) 19:59配信

MBC南日本放送

MBC南日本放送

鹿児島県西之表市の八板俊輔市長は20日、馬毛島への基地整備に反対する市民グループと面会しました。

この中で八板市長は、防衛省に対し、再編交付金などで「特段の配慮を」求めたことについて、「基地受け入れが前提ではない」と釈明しました。

(八板市長)「基地建設を受け入れることを前提としているのか、とお尋ねがありました。そうではないと申し上げます」

国は、西之表市・馬毛島に自衛隊基地を整備した上で、アメリカ軍の訓練を移転させる計画です。 八板市長は今月3日、防衛省に要望書を提出し、住民の不安解消や安全対策のため、市と国と協議の場を設けるよう求めました。一方で、要望書の中には、アメリカ軍の訓練受け入れが前提となる再編交付金について「特段の配慮を要望する」などとし、受け入れを容認したとも受け取れる内容があり、波紋を呼んでいました。

20日の面会は、基地整備に反対する市民グループの要望で開かれ、およそ80人が参加しました。面会は非公開でしたが、MBCは録音データを独自に入手しました。

市民からは、波紋を呼んだ「再編交付金への特段の配慮」について質問が…。

(参加者)「再編交付金の交付や隊員の住居等というのが入っているが、これが入っている時点で(基地整備を)容認しているのかなと思った」

(八板市長)「協議の場を設けて、不安や影響がどうなるのか、それに対する措置はどうするのか、あるいは期待のところでもどういうことがあるのか、しっかり見える形にしてもらいたい、西之表市民に特にそうしてもらいたいということを申し上げたかった」 八板市長は、基地建設の受け入れを前提とした要望ではないと釈明しましたが、反対を表明しなかった姿勢に不満の声が上がりました。

(参加者)「このような状態を招いてきた要因は、もちろん全部とは言いませんが、少なからず市長自身の努力、力不足にあったんじゃないかと私は思っている」

(参加者)「市民が同意しないとできない、このことは民主主義国家として当たり前ということを、ちゃんと主張しないとだめなんじゃないか」

(八板市長)「この問題の解決、対処にあたっては、交付金のこととか基地の被害など、今、一生懸命勉強している。私もそうですが、外部の方の知恵、力もこれから得ていくことも検討してしっかりやっていきたい」

(馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会 山内光典事務局長)「今でも同意できないと考えている、という言葉がいただければ最高だったが、なかったということで、ちょっと不満です」 市民グループは、去年1月の市長選で基地整備に同意できないとする政策協定を八板市長と結んでいて、今後、要望書が協定に反していないか協議したいとしています。

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