今朝の馬毛島です。
朝7時頃に撮影しました。
天気は晴れですが、少し雲もあります。
海は穏やかです。
皆さんの1日がいい日でありますように。
馬毛島関連情報
第9回目はこれです。
馬毛島への自衛隊基地整備に関する 住民の不安解消を求める要望書
西之表市のホームページに掲載されている資料です。
馬毛島関連ニュース
以下は南日本新聞社さんより
【馬毛島基地計画 西之表市長の方針転換】「判断材料そろっていない」曖昧な言い回しに市民混乱 「不同意の公約どうなる」
2/7(月) 8:45配信
西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画を巡り、八板俊輔市長が岸信夫防衛相と3日に面会した際に手渡した要望書が市ホームページで公開された。その後半部分の内容が、計画不同意から“容認”に転じたと市民に受け取られている。 【写真】岸信夫防衛相との会談後、報道陣の取材に応じる八板俊輔市長。左は森山裕衆院議員=3日、防衛省
基地整備に伴う米軍再編交付金や自衛隊員の居住に「特段の配慮」を求める部分。幹部ら数人で推敲(すいこう)を重ね、極秘扱いだった。担当課以外の中堅・若手職員の一部も「突然の方針転換」と受け止めた。
■象徴 八板市長が防衛相と面会し、その後記者会見に臨む傍らには、計画推進に向けて地元の調整に動いた森山裕衆院議員(鹿児島4区)の姿があった。新聞やテレビの報道を通じてその様子を目にした市民には、“方針転換の象徴”と捉える向きが少なくない。
「(森山氏に)説得されたとの印象を受けた」と話すのは、容認の立場という40代の自営業の男性。数日前、米軍関係者が乗っているとみられる「沖縄 Yナンバー」の車両を市内で見つけ、写真に収めた。既に米軍も種子島に関心を持っているのかと驚き、「日米間で馬毛島を整備地と確認したことは重い。市長も苦しい立場だろう」とおもんぱかる。
障害者支援に取り組む50代の女性看護師は「圧力に負けた」と残念がる。1年前の市長選挙では、八板市長の反対姿勢に思いを託し1票を投じた。「計画不同意とした公約はどうなる。なぜ市長になったのかを忘れないで」
精神疾患を抱える元入院患者が計画への意見を書いたメモを保管。賛否以前に環境変化、特に音に対する恐怖を訴える言葉が並ぶ。「社会的弱者の声が届かない」と憤る。
■火種 市中央部に位置する古田校区の窪田良二区長(54)は「(要望書は)計画への暗黙の了解」と受け止めた。自身は中立の立場を取り、八板市長が今後の方向性の検討材料とするため1月に行った地元51団体へのヒアリングに参加した。「トップとして(計画の是非を)判断する覚悟はあるのか」とただしたが、明確な返答はなかったと明かす。
八板市長は防衛相との面会後「しかるべき時に考えを示す」と明言を避けた。「トップ対トップの場だからこそはっきりと言うべきだ」と窪田区長。「方針転換の経緯を含め空白部分が多く、市民は戸惑う」と苦言を呈す。
八板市長は4日、鹿児島県の塩田康一知事との面会後、報道陣に「市民の安心安全を守るための措置を優先し、国と協議する場の設置を求めた」と要望書の真意を説明。計画に関する自身の考えは変わらないとしながらも、「判断材料がそろっていない段階で市長として賛否や同意の可否は言えない」とした。こうした曖昧な言い回しが市民の混乱に拍車を掛けている。
要望書を巡り、浮き彫りになった市長と市民の認識の違い。今後新たな火種となる可能性をはらんでいる。
以下はMBC南日本放送さんより
馬毛島整備で交付金案 290億円に地元で波紋
2/7(月) 19:47配信
MBC南日本放送
鹿児島県西之表市・馬毛島への自衛隊基地の整備を巡り、防衛省が地元の一部の関係者に対し、種子島1市2町への再編交付金を来年度から10年間で総額およそ290億円とする案を非公式に伝えていたことが分かりました。
突然、浮上した案に、地元では波紋が広がっています。 国は、西之表市の馬毛島に自衛隊基地を整備したうえで、アメリカ軍の訓練を移転させる計画です。
関係者によりますと、在日アメリカ軍の基地や訓練を受け入れた自治体に支払われる再編交付金について、防衛省は去年末、種子島1市2町の一部の関係者に対し、10年間で総額およそ290億円とする案を非公式に伝えていたということです。
交付は来年度からで、初年度は10億円規模で検討されています。 先週、訓練移転に賛成を表明した南種子町の小園裕康町長は、「交付金290億円」とする防衛省の案を、報道で初めて知ったといいます。
(南種子町・小園裕康町長)
「金額や期間について示されたということは一切ない。ちょっと驚いている」
交付金を巡っては、2011年に250億円程度とも取りざたされましたが、今回は省令を改正し、種子島に整備する自衛隊員の宿舎などを基地の一部とみなすことで、290億円程度まで増額する考えです。
また、西之表市は、基地整備に反対する八板俊輔市長が、今月3日、再編交付金について岸防衛大臣に対し、要望書を提出し、「特段の配慮」を求めていますが、再編交付金を290億円とする案について、市は、八板市長が出張中で確認できないが、「市としては聞いていない」とコメントしています。
隣の中種子町の田渕川寿広町長は、「現時点で正確な情報を入手していないので、コメントできない」としています。
基地整備について賛成・反対、双方の市民団体は今回の交付金について…。
(賛成派団体・杉為昭事務局長)「所得向上などへの活用をしてほしい」
(反対派団体・三宅公人会長)
「(再編交付金は)今まではなかったわけだから。無くても何とか必死にやってきた。基地が前提なら受けてはいけない」 また住民からは複雑な声も聞かれました。
(西之表市)「島にお金が入って潤ってくれたらいい」
(中種子町)「子どもがいる世帯や、子どもたちが遊べる場所が少ないという意見も出ている。そこにも役立ててくれるならいい」
(南種子町)「メリットとデメリットが具体的に示されてもらえる場があればいい」 再編交付金を巡って地元に波紋が広がっています。
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