馬毛島 2022年2月6日

馬毛島

今朝の馬毛島です。

晴れてはいますが、雲も多く風が冷たいです。
昨日よりだいぶ寒くなりました。

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第8回目はこれです。

馬毛島問題に係る各種団体等との意見を聞く会での意見概要

西之表市のホームページに掲載されている資料です。

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【馬毛島基地計画 西之表市長の方針転換】巨額の交付金で揺さぶる防衛省に変化する民意 「前は賛成、今は反対と言いづらい

2/6(日) 8:35配信

南日本新聞

種子島への関連施設配備案の説明で西之表市の八板俊輔市長(左)と面会する防衛省幹部=昨年12月、同市役所

 「大きな山が動いた。歴代の幹部も感慨深く受け止めている」。西之表市馬毛島への米軍空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)移転と自衛隊基地整備計画を巡り、西之表市の八板俊輔市長が事実上の“黙認”に転じた3日以降、防衛省関係者は高揚感を隠さない。

FCLPの移転先は1980年代から続いてきた日米間の難題だ。米国大使館関係者も「相当な関心を持っている」と明かす。 【写真】表・馬毛島を巡る主な動き

 地元の調整に動いた森山裕衆院議員(鹿児島4区)は4日、官房長官時代から計画推進に注力してきた菅義偉元首相に“吉報”を届けた。

菅氏は「理解が深まり良かった」と安堵(あんど)した様子だったという。森山氏は「日米間の合意は重い。これからは住民を分断させないことが何より重要」と話す。

 昨年12月の種子島への関連施設配備案公表と、3000億円超の基地整備関連費を計上した2022年度政府予算案の閣議決定、1月の馬毛島「整備地」決定。防衛省が攻勢をかけるたびに八板市長は不快感をあらわにし「不同意」の姿勢を保ってきた。

日米合意という“巨大な壁”に対峙(たいじ)する支えは自身を首長に押し上げた民意にほかならない。だが肝心の足元が揺らいでいた。

 ■交渉材料  10年間で総額290億円超-。
防衛省は昨年末、非公式ながら種子島1市2町を対象とする米軍再編交付金の規模を一部関係者に提示する。巨額の基地マネーが動くとのうわさが一人歩きし始めた。

「案の定、金で揺さぶりをかけてきた。魅力を感じてしまう人も多いだろうね」。地元の男性は冷ややかだ。

 複数の関係者によると、防衛省はかねて八板市長に「反対という言葉を控えてほしい」と求めていた。反対を明言すれば、交付金を支給できなくなると同時に、政府も交渉材料を失ってしまうからだ。

ある防衛省幹部は「これだけ自由に使える金はない。基地負担だけを受けることになれば、島は混乱に陥るだろう」

 思惑通り、市が1月に行った地元51団体への聞き取りでは、交付金を期待する声が相次いだ。50代男性は「以前は賛成と言いにくかった。この1年で市を取り巻く情勢が変わり、今では反対と言えなくなっている」と声を潜める。

 ■依存  米軍再編計画の進捗(しんちょく)状況などに応じて支払われる交付金制度。
極東最大級の航空基地である米軍岩国基地(山口県岩国市)周辺2市2町の支給額は、15年間で約320億円に上る見込みだ。

種子島1市2町は、これに匹敵する規模と試算される。防衛省幹部は「馬毛島で恒久的に訓練が続く以上、交付金も続く」との見通しを示す。

 ただ「アメとムチ」と呼ばれる制度による恩恵は、基地負担と引き替えとなる。将来的な基地機能拡大の恐れと紙一重でもある。ひとたび基地マネーに依存した先に待っているのは何か。

反対する市民団体のメンバーは言う。「後戻りできなくなる。交付金は絶対にもらってはならない」

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