今日の馬毛島です。
9時くらいの撮影です。
天気はいい感じでした。
馬毛島関連情報
第6回目はこれです。
生物多様性の観点から重要度の高い海域
環境省のホームページに掲載されている記事です。沿海域14404 馬毛島
馬毛島関連ニュース
以下は南日本新聞社さんより
馬毛島交付金 西之表市長受ける意向 中種子・南種町長「前進」と歓迎 曖昧な態度 賛成派は戸惑い
2/4(金) 11:44配信
西之表市の八板俊輔市長が馬毛島への自衛隊基地整備に伴う米軍再編交付金を受ける意向を3日明らかにし、一括して交付対象となる中種子、南種子の両町長は好意的に受け止めた。一方で計画への態度は曖昧な表現にとどまり、賛成派から戸惑いの声が上がった。 【写真】地図・種子島3市町への施設整備案
両町長は2日、計画への賛意を明確にしたばかり。中種子町は島内で先駆けて自衛隊施設誘致に取り組む。
田渕川寿広町長は「国の防衛力強化に町民も協力態勢を築いた。前進する方向で動き始めたことを歓迎したい」と話した。
南種子町の小園裕康町長は「議会も市民も賛否が拮抗(きっこう)し、悩んだ末の結論だろう」と市長の立場を思いやりつつ、「今回の判断で島全体が前に進める。島内連携のスタートラインに立てた」と語った。
八板市長と岸信夫防衛相との面会には、地元選出で計画を推進する立場の森山裕衆院議員(鹿児島4区)が同席した。
取材に「要望書は交付金受け入れが前提。市長は事実上、計画を容認したと受け止めている。大きな節目ではないか」と答えた。
賛成派の政治団体「西之表市と馬毛島の未来創造推進協議会」の折口金吉会長は、市長の“方針転換”を評価しながらも不安を口にする。「容認か、中立か。明確な態度表明がなかったのは残念。腹をくくって、国への協力姿勢を見せなければ安心できない」
3日は、市民団体「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」の役員らが上京し、複数の国会議員を回って協力を求めた。
市長の要望内容を聞いた山内光典事務局長は「国会審議も十分でなく、予算も通っていない。土地も完全取得していない」と指摘。「課題山積では国は計画を進められない」と強調した。
以下は南日本放送さんより
馬毛島「容認」か 西之表・八板市長 立場明確にせず
2/4(金) 12:00配信
MBC南日本放送
鹿児島県西之表市・馬毛島でのアメリカ軍の訓練移転計画を巡り、反対の立場の八板俊輔市長は3日、計画容認ともとれる再編交付金に関する要望を防衛大臣に行いました。
八板市長は4日取材に対し、計画に反対の意向は示したものの、「賛否の表明は混乱をまねく」とも述べるなど、立場を明確にしませんでした。
(西之表市 八板市長)「西之表市への再編交付金の交付や自衛隊員の居住などについても特段の配慮を要望する」 西之表市の八板俊輔市長は、馬毛島への自衛隊基地整備とアメリカ軍の訓練移転の計画に反対の立場です。
しかし、八板市長は3日に岸防衛大臣と面会し、在日アメリカ軍の基地や訓練を受け入れた自治体に支払われる再編交付金について「特段の配慮を要望する」と記した計画容認ともとれる要望書を提出していました。
4日、県庁を訪れた八板市長。岸防衛大臣に行った要望内容を塩田知事に説明し、今後も情報共有と連携を図ることを確認しました。
その後、報道陣の取材に応じた八板市長は、移転計画の容認ともとれる再編交付金の要望はあくまで「西之表市民の意見」と述べました。
(西之表市 八板市長)「(Q.特段の配慮を要望しているのは市か市民か)市民がそういう意見を持っていることを強調した」 また八板市長は計画には反対の立場であるとして、岸防衛大臣に設置を要望した国と西之表市による協議の場を通じて問題解決を図りたい考えです。
(西之表市 八板市長)「この問題についての私の考え方の不同意を最初に使ったのはおととしの10月。(考えは)ずっと変わっていない。これから協議の場を通じていろいろな(判断)材料が出てくる。環境影響評価の動きもある。そういう動きを整理して、この問題の最善の解決策を求めていきたい」
八板市長は4日に改めて反対の立場を示したものの、3日の要望書ではその意向は一切触れておらず、計画が着々と進む中、市長の言動が矛盾する形となりました。
以下は南日本新聞社さんより
「考えは変わっていない」けど「国とは協議進める」 馬毛島基地計画に反対掲げ再選の地元・西之表市長 歯切れの悪さ目立つ
2/4(金) 15:15配信
岸信夫防衛相との会談後、報道陣の取材に応じる八板俊輔市長(右)=3日、防衛省
3日、岸信夫防衛相に米軍再編交付金などを求める要望書を手渡し、西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画を事実上「黙認」した八板俊輔市長。
面会後の記者会見で、「計画に同意できない」としてきた自身の立場や黙認の理由には触れなかった。今後の対応についての質問も相次いだが「国と協議を進める」と歯切れの悪さが目立った。 【写真】岸信夫防衛相に要望書について説明する西之表市の八板俊輔市長(中央)
防衛省1階ホール。報道陣の質問は市長の賛否に集中した。
面会で計画への反対を伝えず、「今日時点で考えが変わったのか」と問われると、「考える材料が十分ではなく、しかるべき時に考えを示したい。現時点ではそういう時期ではない」と明言を避けた。
反対を掲げて再選した1年前の市長選をただす質問に「私の考えは変わっていない」と強調。一方で「住民の分断を助長することはあってはならない」とも述べ、賛否がきっ抗する民意に配慮をのぞかせた。
昨年の選挙戦では計画に反対する市民団体と「計画不同意」の立場を当選後も続けるとした政策協定を結んだ。質問は協定を踏まえた進退に及び、「市民の声を聞いて、どういう道をたどったらいいのか考える。市民にも適宜考えを示しながら、市長の務めを果たしていきたい」とかわした。
会見は15分足らずで終了。記者団から「要望書を提出した真意が分からず、市民に混乱を招きかねない」と何度も問われたが、八板市長は「要望書をよく読んでもらえれば分かる。要望書通り」と繰り返し、険しい表情で防衛省を去った。
以下はKYT鹿児島読売テレビさんより
西之表市長 計画への賛否「今は言えない」
2/4(金) 19:12配信
KYT鹿児島読売テレビ
種子島沖の馬毛島への米軍の訓練の移転計画について反対してきた西之表市の八板市長の発言が揺らいでいる。塩田知事と面会した市長が「計画に賛成か反対か今の段階では言えない」と大きく態度を変えた。
西之表市の八板市長は3日、防衛省を訪問し岸防衛大臣に「国と西之表市の協議の場を設置すること」や「再編交付金は特段の配慮をして欲しい」などと求めた。計画を容認したともとれる八板市長の対応に波紋が広がっている。
国が馬毛島に計画する米軍の訓練の移転。種子島の1市2町には自衛隊の宿舎など関連施設を建設する計画。
計画反対を訴え再選を果たした八板市長。その後も「同意できない」と反対の立場をとっていた。しかし3日、防衛省の計画を容認したともとれる歯切れの悪い発言が目立った。
対応に注目が集まる中、行われた塩田知事との面会。防衛大臣とのやり取りなどを伝えた。その後、記者から計画への賛否について改めて、問われると「私個人の考えは一定したものを持っているが、市長としてこの時点でこの問題の賛否や同意の可否を述べることが市民の分断を助長するあおることになりかねないという心配がある。
(判断)材料がそろっていない今の段階で市民の代表たる市長として賛否や同意の可否を今は言えない」と、市民の分断を避けるためとして賛否について明言しなかった。
さらに、公約違反ではないかと問われると「そういうことではない。選挙の前と後で私の信念は変わらないと申し上げてそれを文書化したもの。それはしっかりと今後も心にとどめて市長として全うしたい」と話した。
米軍の再編交付金の「特段の配慮」を求めたことについては、「市民の関心や要望が強かったため」とした。
八板市長は今後、「国との協議の場を通じて市民の不安や懸念を解消していきたい」としている。
以下はMBC南日本放送さんより
馬毛島基地問題 西之表・八板市長は容認? 専門家に聞くポイント
2/4(金) 19:52配信
MBC南日本放送
新たな局面を迎えた馬毛島の基地問題。基地問題や地方自治に詳しい専門家は、八板市長の発言や要望をどのように見ているのでしょうか。
(明星大学 熊本博之教授)「驚きましたね。だいぶ国の意向を反映する形の要望書になっていると感じた」 基地問題と地方自治が専門の明星大学・熊本博之教授です。
3日の防衛大臣への要望で熊本教授が着目したのが、八板市長の次の発言です。
(西之表市 八板市長)「安全保障については国の専管事項であり、重要な課題であると認識している」
熊本教授は、地方自治法に基づく「安全保障は国の専管事項」という言葉は、地方自治体が地元に基地を受け入れる場面でよく使う言葉だといいます。
(熊本教授)「地方自治体の長には安全保障問題の決定権がない。地方自治体が安全保障問題をなかなかコントロールできない事態は、沖縄でも広まっている。(“安全保障は国の専管事項”は)基地を受け入れる、または容認する時の常套句のようになっている」
馬毛島を巡っては、国は地元の同意を得ないまま基地整備を決定、環境影響調査の結果が出る前に工事の入札手続きを進めてきました。
熊本教授は、地元自治体に基地を受け入れるかどうかの決定権がないこうした現状を問題視します。 (熊本教授)「地方自治体・住民の意向は無視した形で進められる。国の専管事項なので手続き的にはあっているかもしれないが、民主主義・地方自治という観点から見ると、国のやり方は非常に乱暴」
「地元に決定権はない」という基地整備。熊本教授は沖縄県の名護市長選で先月、米軍飛行場の移設推進派が支援する現職が当選したのは「反対しても国は計画を進める」という、市民の諦めもあったのではないかとと分析しています。
(熊本教授)「反対するだけでは(移設を)止められない。であれば、反対の気持ちを持ちつつも”容認”する。決して賛成ではない。これは生活を守るためで、今回の八板市長の発言からもその意識が見える」
今回の八板市長の要望書では、再編交付金について国に「特段の配慮」を求めた点も注目されました。これについて、熊本教授は「基地整備が地域振興の手段になってはならない」と強調します。
(熊本教授)「交付金と安全はトレードオフの関係ではない。安全性をまかなうことはできない。本来、政府は地方自治体に財を平等に分配する責務がある。財の再分配が非常に恣意的になっている」
以下はMBC南日本放送さんより
揺れる馬毛島問題 鹿児島・西之表市民の反応は
2/4(金) 19:55配信
MBC南日本放送
八板市長が3日、計画容認ともとれる要望書を国に提出したことについて、地元、鹿児島県西之表市民の反応です。
(40代・会社員)「容認ともとれる発言でびっくりした。結果を見れば失敗だったと言わざるを得ない。関連施設は中種子町、南種子町にいってしまって、地域活動が活発化するというところを期待していた賛成派市民としては、残念。取り返しがつかない」
(80代・自営業)「戦争で焼き出されて、食うにも困っているときにここに住んで、私は生き延びている。うるさいの(戦闘機)が毎日飛び交うわけでだから」
(80代・無職)「最初は反対もしました。だけど防衛力も少ないですし、賛成にまわっていいのではと思っている。自国のことを考えての行動だと思いますから、市長もある程度考慮したのだろう」
(60代・自営業)「市長も大変なことだろう。もうこのままじゃ何もかも中種子町、南種子町にとられてしまう。本当にどうなるのかわからない。あくまで反対は反対だけど、いずれ(市長の態度が)変わるんじゃないか」
以下はMBC南日本放送さんより
馬毛島計画 反対派が国に署名提出
2/4(金) 19:58配信
MBC南日本放送
4日は反対派の住民らが国に署名を提出しました。 4日は、反対派住民が2万4349人分の署名を国に提出しました。
(馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会 三宅公人会長)「事実上の容認とは受け止めていない。ただ、普通に読めばそうとれるような形の要望書になっているのは事実。
市長の判断がどうであれ、1年前の選挙で示された民意はギリギリであるが基地反対。市長が何と言おうと地元住民は反対。市長には同意できないという公約を貫いてほしい」
一方、賛成派の住民は…。
(西之表市と馬毛島の未来創造推進協議会 杉為昭・事務局長)「市長の今回の要望に関しては、一歩とは言えないが半歩前進したということで喜んでいる。
再編交付金を要望するということは、あくまで容認という形になるから、早めに明確に態度を明らかにしてほしい」
以下はKTS鹿児島ニュースさんより
馬毛島巡り 西之表市・八板市長 塩田知事と面会 計画への賛否は〈鹿児島〉
2/4(金) 20:20配信
鹿児島テレビ
アメリカ軍の訓練移転などが計画されている鹿児島県西之表市の馬毛島を巡る動きです。
3日、西之表市の八板俊輔市長は岸防衛相と面会し、再編交付金などについて特段の配慮を求める要望をしました。
これまで計画に反対の立場を示していた八板市長。今回の訓練移転計画を容認したかのような発言を巡り、4日も報道陣に計画の賛否について改めて問われましたが八板市長はあいまいな答えに終始しました。
西之表市 八板 俊輔市長 「今は市民が不安に思っている(まずは賛否よりも先に)不安をとにかく解消してこの問題の最善の解決策を求めていきたい」
西之表市の馬毛島を巡っては防衛省がアメリカ軍の訓練移転や自衛隊施設の整備を計画しています。 地元・西之表市の八板俊輔市長は3日、東京で岸防衛相と面会し、アメリカ軍の訓練移転などを受け入れた自治体に対して、国から支払われる再編交付金や自衛隊員の居住について「特段の配慮」を求める要望書を提出しました。
八板市長はこれまで計画について「失うものが大きく、同意できない」と反対の立場を示しています。 しかし一転して計画を受け入れたかのような動きを見せたことで、4日、塩田知事との面会のため県庁を訪れた八板市長に対し、報道陣からは計画への賛否を問う質問が相次ぎましたが…
西之表市 八板 俊輔市長 「市長としてこの時点で この問題の賛否や同意の可否を述べることが市民の分断を助長するあおるということになりかねない。
市民の代表たる市長なので市民全体のことを考えなければいけない。その立場で(賛否を)述べるのは適切ではない」 このように述べ、4日の時点での賛否については明言しませんでした。
一方で、2021年1月の市長選では計画反対を主張して当選したことを問われると…
西之表市 八板 俊輔市長 「この問題についての私の『不同意』という考えを最初に使ったのはおととし10月。その時点で(不同意という言葉を)使ったし所感を出したという考えについてはずっと変わっていない」
その上で八板市長は再編交付金などに「特段の配慮」を求めたことについて、1月、市内の51団体から聞き取りを行った中で多く聞かれた意見だったことを理由に挙げました。
これまでの八板市長の計画への賛否を巡る発言をみていきます。 八板市長は2020年10月、計画について「失うものが大きく、同意できない」と反対の立場を示しました。
また、八板市長は2021年1月の市長選で計画反対を訴え、当選を果たしたことから「計画に反対というのが民意だ」とも話していました。
直近では1月12日に防衛省が八板市長のもとを訪れて馬毛島が「候補地」から「整備地」と位置づけが変わったとする説明を受けた際も「考えに変わりはない」としています。 また、こういった防衛省の計画の進め方についても「地元への説明が不十分」などと批判の声を上げていました。
そんな中、1月17日から、西之表市内の51団体から意見の聞き取りを実施。八板市長はこの聞き取りを受け3日、防衛省に対して「特段の配慮」を求める要請を行ったと説明しています。
このような八板市長の動きに対し塩田知事は「市長の考えについてはしかるべき時期に示すと聞いた。今後も情報共有を続けたい」と話しています。
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