今朝の馬毛島です。
朝早いので少し暗いです。 寒い朝です。
馬毛島問題の基礎知識
第84回目はこれです。
「安保改定60年 その功罪と今後」(4) 山本章子・琉球大学講師 2020.2.27
日本記者クラブでの山本琉球大学講師の講演です。馬毛島問題を考える基礎的な情報になると考えます。
馬毛島関連ニュース
以下はKTS鹿児島ニュースさんより
防衛省「整備は決定した」鹿児島県・馬毛島めぐり西之表市・八板市長に説明〈鹿児島〉
1/12(水) 19:34配信
鹿児島テレビ
防衛省が、アメリカ軍の訓練移転などを計画している鹿児島県西之表市の馬毛島をめぐる動きです。1月7日、岸防衛相がこの一連の計画について「整備は決定した」との認識を示しましたが、地元・西之表市の八板俊輔市長は12日、防衛省に対し「納得いかない」と不快感を示しました。
防衛省 北川高生 防衛書記官 「馬毛島は候補地という段階ではなくFCLP施設としての使用を前提とした自衛隊馬毛島基地の建設場として決定した」
西之表市 八板 俊輔市長 「納得がいかない。いつの間にか決まっていたみたいな.。あのときに決まっていたと言われると市民はやはり不安に思う。非常に今、市民は混乱している。私もどう受け止めていいか」
西之表市の馬毛島について防衛省は、アメリカ軍訓練移転や自衛隊施設の整備を計画しています。 防衛省は12月20日、種子島1市2町に対し、関連施設の整備案を示した際、馬毛島を「唯一の候補地」としていましたが、1月7日に行われた日米の外務・防衛の閣僚協議「2プラス2」の後、岸防衛相は「整備は決定した」と明言しました。
また、防衛省は2022年度予算案に馬毛島の施設整備費など約3183億円と種子島1市2町への再編交付金を計上しています。 そんな中、防衛省の担当者らが12日西之表市役所を訪れ、八板俊輔市長にこれらの経緯について説明をしました。
一連の計画に反対の立場の八板市長はこれまで防衛省の動きに「性急すぎる」と不快感をあらわにしています。 防衛省とのやりとりは30分ほど行われ、八板市長はいつ整備が決定したのか、繰り返し質問しましたが、防衛省は「これまでの進捗を踏まえて整備を決定した。環境アセスメントが終わるまでは着工はしない」と話すにとどまりました。
説明のあと、八板市長は記者団の取材に「2プラス2での日米の合意は重く受け止めている」としながらも不満を口にしました。
西之表市・八板俊輔市長 「十分ではない。納得していない。手順としてこれでいいのか。施設整備の決定はすごく重要なこと。地元の首長が知らないうちに決まっていた。市民の皆さんの声を聞いた上で対応すべきところを考えたい」 八板市長が説明不足を主張する一方、防衛省は、これまで地元住民に対し、説明会を行ってきたことを強調しました。
防衛省・北川高生 防衛書記官 「我々は精一杯できる限りのことをやっている」
(Q)強引に進めている感覚はあるか 「そこは丁寧にこれから持っていきたい」 また12日は、計画に反対する住民らが西之表市役所に集まり、防衛省の幹部らに対して、抗議の声を上げました。
馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会 三宅公人会長 「全く民主的でもないし地方自治を無視したことだと思う。その決定がとにかく許せない」 早期の施設整備に向け、防衛省が年末年始にかけて一気に動き出した形となりました。
整備決定となった経緯について地元への説明がない展開に、県民は果たして納得するのでしょうか。 防衛省は13日、一連の経緯について鹿児島県の塩田知事にも説明することにしていて、知事の対応が注目されます。
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