馬毛島 2021年12月21日

馬毛島

今朝の馬毛島です。

7時過ぎに撮影しました。
車の通行が多かったので、車の音が入っています。
馬毛島は静かです。

天気は曇りです。

馬毛島問題の基礎知識

第62回目はこれです。

「実施する可能性のある主な自衛隊の訓練」(防衛省資料より)に使用が想定される装備の紹介

 救難機「US-2」(救命生存訓練)

防衛省のホームページにある【説明資料】関係自治体ご説明資料(2020年8月)と海上自衛隊ホームページから引用しました。

馬毛島関連ニュース

馬毛島基地計画 隊員宿舎 種子島3市町に分散配置 ステルス戦闘機F35B訓練施設を追加 常勤隊員は150~200人 防衛省方針

12/21(火) 8:15配信

南日本新聞

【関連地図】種子島3市町への施設配置案

 防衛省は20日、西之表市馬毛島で進める米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)移転と自衛隊基地整備計画に伴い、同市と中種子、南種子の両町に隊員と家族用の宿舎を分散配置する方針を明らかにした。

 今回新たな基地配置案も示し、新設する2本の滑走路と別に、航空自衛隊新田原基地(宮崎県新富町)に配備予定の最新鋭ステルス戦闘機F35Bの「模擬艦艇発着艦訓練」と、航空機が未舗装の場所に離着陸する「不整地着陸訓練」用の施設などが加わった。 【写真】【関連地図】F35B模擬艦艇発着艦訓練施設や不整地着陸訓練施設など馬毛島基地の施設配置案

 防衛省地方協力局の信太正志参事官ら5人が3市町を訪れ、各首長と議会に説明。中種子町には、隊員訓練や悪天候で馬毛島に渡れない場合の活動拠点となる施設や管理事務所、物流倉庫を設ける。種子島中央部の浜津脇港を「通勤港」として使い、種子島-馬毛島間の定期便を民間委託予定。南種子町には、通勤車両などの車庫や車両整備工場、人員や物資輸送用の自衛隊ヘリポートを整備する。

 馬毛島基地(仮称)に常時勤務する隊員は「150~200人程度」とし、各市町の居住人数は示さなかった。基地整備に伴う米軍再編交付金や補助金の制度も紹介。再編交付金は2022年度に予算計上する方向で検討しているとしたが、具体的な額や交付時期は明言しなかった。

 基地配置案では、食堂や浴場など「宿泊等支援施設」、管制塔や通信局舎、補給倉庫など「運用支援施設」も新たに明記した。現況調査で数百頭の生息が確認されたマゲシカは「基地を囲う外周フェンス外側で生息区域を確保する」と説明。島内の遺跡は現状のままにするとした。

 市役所前では計画反対派が抗議した。

以下はKTS鹿児島ニュースさんより

馬毛島計画 関連施設整備案 賛成派市議らが市民に報告 鹿児島・西之表市

12/21(火) 12:10配信

鹿児島ニュースKTS

鹿児島テレビ

 アメリカ軍の訓練移転候補地となっている鹿児島県西之表市の馬毛島を巡り、防衛省から示された自衛隊関連施設の整備案などについて、計画に賛成する西之表市議らが20日夜、市民に報告しました。

  西之表市の馬毛島を巡っては防衛省がアメリカ軍の訓練移転や自衛隊施設の整備を計画しています。 防衛省は20日、種子島1市2町に対し、関連施設の整備案などを示していて、西之表市には自衛隊宿舎の整備が検討されています。

  これを受けて、一連の計画に賛成する西之表市議は20日夜、同じく賛成の立場の市民ら約20人に整備案の内容を報告しました。 整備案では中種子町と南種子町に宿舎以外の関連施設の整備が検討されていることから、参加者からは「地元の西之表市が受ける恩恵を取られているのでは」といった声が聞かれました。

西之表市民 「一番は宿舎、人口増が僕の中では大きかったので施設が分散するというのはマイナスだと思う」

計画に賛成・西之表市 杉為昭市議 「後ろ向きの行政区はこんな形になるんだろうな。市民はこれで諦めるわけにはいかないということだったので、一生懸命今後活動していく」

以下はKYT鹿児島読売テレビさんより

防衛省 馬毛島計画の進捗を漁協にも説明

12/21(火) 19:39配信

KYT鹿児島読売テレビ

KYT鹿児島読売テレビ

 種子島沖の馬毛島にアメリカ軍の訓練移転と自衛隊施設の整備を進める防衛省は21日、種子島漁協に対して計画の進捗状況を説明した。

 馬毛島での自衛隊施設の整備計画を進める防衛省は20日、種子島に整備する計画の関連施設について種子島の1市2町に説明した。

 一夜明けて、防衛省の職員は種子島漁協を訪れ計画の進捗状況を組合長と理事に説明した。防衛省によると、関連施設の内容や漁業への影響、環境アセスメントに伴うボーリング調査の進行状況についても説明したという。

 九州防衛局種子島連絡所の関兼文所長は「いかに理解と協力の輪が広がるかを念頭に置いているので、(住民説明会も)今後検討していきたい」と話した。  また20日夜、計画に賛成する西之表市の議員らは住民に防衛省が示した計画の内容について説明した。

 西之表市は中種子町や南種子町と比べて整備予定の施設が少なく、地域経済の活性化を期待する住民からは「西之表市が受けられる恩恵を全て取られているのでは」といった声が聞かれた。

 賛成派の住民は「西之表市だけに施設が集中すると中種子町や南種子町から反対派が増える可能性もある。西之表市としては残念」などと話した。

 西之表市の杉為昭市議は「計画に後ろ向きの行政区にはこんな形になるんだろうなというのが率直な気持ち」と話した。

 地元住民の意見も分かれる中、防衛省の今後の進め方が注目される。

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