今朝の馬毛島です。
朝6時50分頃に撮影したので暗いです。
よく見ないと見えないと思います。 すみません。
その代わり暗い分、肉眼では馬毛島周辺の海上の灯りが見えました。
監視船と言われているものなのでしょうか?
馬毛島問題の基礎知識
第61回目はこれです。
「実施する可能性のある主な自衛隊の訓練」(防衛省資料より)に使用が想定される装備の紹介
AAV (水陸両用訓練)
防衛省のホームページにある【説明資料】関係自治体ご説明資料(2020年8月)と陸上自衛隊ホームページから引用しました。
馬毛島関連ニュース
防衛省 1市2町に説明 種子島の施設整備案示す 鹿児島・西之表市の馬毛島めぐり
12/20(月) 19:44配信
鹿児島テレビ
アメリカ軍の訓練移転や自衛隊施設の整備が計画されている鹿児島県西之表市の馬毛島を巡る新たな動きです。
防衛省は20日、地元・西之表市を含む種子島の1市2町に一連の計画に伴う自衛隊宿舎の設置案などを示しました。計画への賛否で立場が割れる中自治体のトップからは様々な声がきかれました。
20日防衛省は西之表市と中種子町、南種子町を訪れ、市長、町長や議会に対して馬毛島の整備計画の説明を行いました。 防衛省は西之表市の馬毛島でアメリカ軍の空母艦載機の離着陸訓練=FCLPの移転や、自衛隊施設の整備を計画しています。 今回、防衛省が示したのは種子島島内に設置を検討している関連施設の整備計画案です。
それには種子島の1市2町それぞれに自衛隊宿舎を配置する計画のほか、中種子町の浜津脇港を通勤港として活用することや、南種子町に自衛隊ヘリポートの整備を検討していることなどが示されています。
また、アメリカ軍の訓練移転などを受け入れた自治体に対して、国から支払われる再編交付金について、防衛省は1市2町に交付できるよう検討している」と説明しました。 種子島の1市2町では一連の計画について西之表市の八板俊輔市長だけが計画に反対していて、八板市長以外の町長や議会は賛成または容認の立場をとっています。
八板市長は「計画賛否の判断材料となる環境アセスメントの途中で、防衛省の動きは性急」とした上で西之表市では関連施設が宿舎のみという案が示されたことについて次のように話しました。
西之表市(計画に反対)
八板 俊輔市長 「西之表市としては馬毛島に相当大きな施設を計画しているわけですから、他のところにあって、こちらにないということは感じていません」 一方で、賛成の立場を示す西之表市議会の議員からは落胆の声が聞かれました。
西之表市議会 濱島明人議員
「関連施設が中種子、南種子町にできて西之表市にはできないということはショック。我々議員の力不足、努力不足だったかな」 これまで関連施設の誘致を進めてきた中種子町、南種子町では、経済効果を期待する声が聞かれました。
中種子町(計画容認)
田渕川 寿広町長 「(いろんな施設が)整備されるということは本町としては有り難いと感じている。そこに人が動くので活性化が望まれるものだと感じている」
南種子町 小園 裕康町長
「全島でしっかりと関わりを持てるということは良かったと思う。しっかりと(防衛省から)説明をして頂いたことは有り難く、感謝している」
以下はKYT鹿児島読売テレビさんより
馬毛島への自衛隊施設整備計画 詳細は?
12/20(月) 19:54配信
KYT鹿児島読売テレビ
種子島沖の馬毛島に、アメリカ軍の訓練移転と自衛隊施設の整備を進める防衛省が、地元の自治体に計画の進捗状況を説明した。種子島1市2町すべてに様々な施設が整備される計画だ。その詳細とは? 西之表市役所の前には馬毛島への訓練移転に反対する市民グループが集まっていた。
防衛省は20日、馬毛島で進めるアメリカ軍の訓練移転と自衛隊施設の整備について、種子島1市2町に説明を行った。その中で、種子島に整備される計画の関連施設についての詳細が明らかとなった。計画によると、西之表市、中種子町、南種子町、それぞれに自衛隊員の宿舎を整備する。馬毛島に勤務する自衛隊員は、150人から200人程度と見込んでいる。中種子町の浜津脇港から馬毛島に通う予定だ。他にも中種子町には宿舎のほか、管理事務所や訓練施設などが。南種子町には、自衛隊のヘリポートや車庫などを整備する計画だ。
また、岸防衛大臣は、訓練や施設を受け入れる自治体へ協力の度合いに応じて支払われる米軍再編交付金を、来年度の予算に計上したい意向を示している。
一方で、西之表市の八板市長は、計画に反対の姿勢だ。この点について、西之表市の議員から質問が相次いだ。下川和博議員は「八板市長が反対の状態であれば米軍再編交付金は交付されないのか」と質問した。防衛省の信太正志大臣官房参事官は「市長も一定の行政的な手続きについては、進めさせて頂いているという認識はある。地元も(整備の)環境が整うようにお互いに調整をさせて頂ければ」と答えた。
西之表市の八板俊輔市長は「環境アセスメントのような住民の判断材料を出すためのことを進めながら、もう施設の整備が決定したかのような印象を市民に与えることがたくさんある。防衛相はあまり性急にことを進めないで、一つ一つ課題を整理してその上で進めていただきたい」と述べた。
防衛省はこのあと、自衛隊関連施設の誘致を表明していた、中種子町や南種子町にも説明に訪れた。信太正志大臣官房参事官は「一つ一つ地元の懸念事項や関心事項に丁寧に進捗に応じて説明して、ご理解の輪が広がっていくことを追求したい」と話した。
着々と進む馬毛島の整備計画。地元住民が納得できる説明ができるか。防衛省の今後の進め方に注目だ。
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