馬毛島 2021年12月13日

馬毛島

今朝の馬毛島です。

朝7時頃に撮影しました。
種子島地方は風が強く、曇りがちな朝となりました。


少し気温も低く寒い朝です。

馬毛島問題の基礎知識

第55回目はこれです。

「実施する可能性のある主な自衛隊の訓練」(防衛省資料より)に使用が想定される装備の紹介

F-2 (連続離着陸訓練)

防衛省のホームページにある【説明資料】関係自治体ご説明資料(2020年8月)から引用しました。

馬毛島関連ニュース

以下は沖縄タイムスさんより

中国の太平洋進出抑止へ 琉球弧、進む要塞化 南西シフト 隊員9430人配置

12/13(月) 12:17配信

沖縄タイムス

琉球弧の自衛隊拠点

 自衛隊与那国島から奄美大島までの琉球弧の島々に展開する「南西シフト」は、中国が太平洋に進出することを日米で防ぐ「第1列島線」と位置付けられている。沖縄本島の陸海空の自衛隊と米軍の基地だけでなく、離島にはミサイル部隊を展開。

 鹿児島県種子島沖の馬毛島では米軍も使用する新たな基地を計画し、与那国では電子戦部隊の展開を想定するなど琉球弧全体の要塞(ようさい)化が進む。 【写真】変更された陸自の野外令。「海外での戦争示唆」か

 中国は尖閣諸島周辺の動きを活発化させ、2020年の接続水域での活動は333日と過去最多となった。領海侵入は29日間、侵入時間は57時間以上で過去最長。世界最大級の1万トン級海警船や機関砲とみられる武器を登載した艦船が航行している。

 空では17年から、第1列島線を抜けて太平洋で飛行する軍用機が増え、18~21年は中国海軍の空母「遼寧」の艦載機が飛行した。

 自衛隊は「活動の一方的なエスカレーション」と警戒を強め、南西地域全体に自衛官約9430人を配置。陸自約3940人、海自約1450人、空自約4040人で構成する。

 琉球弧最大の拠点は陸海空の自衛隊と米軍の基地がある沖縄本島だ。さらに第1列島線全体をカバーするため、各島に敵の巡航ミサイルや艦船に対応するミサイル部隊を配置。陸自は奄美大島、沖縄本島、宮古島に部隊を起き、石垣島でも基地の建設に着工した。

 ミサイル防衛の装備は、飛んでくるミサイルを地上から発射する誘導弾で迎撃する「地対空」、揚陸を試みる敵の艦船を撃破するため地上から誘導弾を発射する「地対艦」の2種類。いずれも車両に登載できるため、敵に見つからないよう場所を移しながら作戦を遂行することが可能という。

 自衛隊は鹿児島県種子島の沖合12キロにある馬毛島に、琉球弧の新たな一大拠点基地を整備する考えだ。防衛省は19年に民間企業から島の土地を購入。2本の滑走路を持つ新たな自衛隊基地を計画し、訓練や装備品の集積拠点として想定している。

 米軍の空母艦載機が陸上で行う離着陸訓練(FCLP)も想定され、馬毛島を抱える種子島の西之表市では基地整備に反対の声が上がる。

 琉球弧の最西端、与那国では既存の沿岸監視部隊に加え電子戦部隊の配備が検討されている。電波の収集・分析や敵の通信を妨害するネットワーク電子戦システムを備え、台湾海峡や尖閣周辺の有事に備える構えだ。

以下はMBC南日本放送さんより

馬毛島・基地整備計画 国が地元市議会に説明へ

12/13(月) 16:43配信

MBC南日本放送

MBC南日本放送

 鹿児島県西之表市の馬毛島で計画されている自衛隊基地整備に関する防衛省による説明会が、西之表市議会で今月20日か21日に開かれることになりました。

  国は、アメリカ軍訓練移転候補地の馬毛島に自衛隊基地を整備する計画で、環境影響評価やコンクリートプラント工事の入札など、整備に向けた手続きを進めています。

  国は、今月20日か21日に西之表市や市議会に対して基地整備計画全般について説明したいとしていて、13日は市議会の特別委員会が国の説明を受けるかどうか話し合いました。 市議からは、17日に12月議会が終了した後の説明となることや、説明内容が示されていないことに批判的な意見も出たものの、国からの説明を受けることを決めました。

なお、防衛省は同じ日に八板俊輔市長にも説明したいとしていますが、西之表市は、八板市長が説明を受けるかどうかは未定としています。

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