今朝の馬毛島です。朝方強い雨が降りましたが、今は小雨です。馬毛島の上にはぼんやりと雲がかかっています。海はとても静かです。船影も見えません。
以下は南日本新聞社さんのHPからです。
馬毛島基地計画 隊員宿舎誘致を市長に陳情 賛成派市民ら「経済効果計り知れない」
7/16(金) 8:24配信
西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画に賛成する市民有志らは15日、市内に隊員宿舎を整備するよう防衛省に要望してほしいとして、八板俊輔市長に陳情を提出した。
隊友会西之表市部会長の中原勇氏が代表し、「隊員や家族の住民税、消費活動による経済効果は計り知れない」と述べた。 【写真】八板俊輔市長(左)に陳情を手渡す中原勇氏=15日、西之表市役所
他の提出者は、折口金吉(政治団体『西之表と馬毛島の未来創造推進協議会』会長)▽福井清信(市商工会長)▽鮫島忠雄(種子屋久農協組合長)▽浦添孫三郎(種子島漁協組合長)▽藤田護(種子島建設業協同組合長)▽春山和敏(自衛隊家族会西之表市部会長)の6氏。
「所属団体の意思ではなく、個人の考えで陳情した」としている。
八板市長は「隊員宿舎の選定に向けて防衛省から公有地の照会があったが、確定した話ではなく今後の状況を見ていく」と述べるにとどめた。
ステルス戦闘機F35B 馬毛島で年100日訓練見込む 専門家「九州は対中国の前線司令部」
7/16(金) 11:50配信
航空自衛隊新田原基地(宮崎県新富町)に2024年度から配備される方針の最新鋭ステルス戦闘機F35Bは、短い滑走で離陸し垂直に着陸できるのが特徴だ。防衛省が整備を計画する西之表市馬毛島の自衛隊基地では「模擬艦艇発着艦訓練」が年間100日程度見込まれている。 【写真】地図・呉基地、新田原基地、馬毛島
同省によると、馬毛島での訓練は、海上自衛隊の「いずも」型護衛艦クラスの甲板や艦橋を模した施設で、短距離離陸や垂直着陸を想定。2~8機程度が島を中心とする半径約9キロの範囲で1回1時間ほど、1日3回程度行う。
F35Bの騒音は通常の戦闘機と同程度とする一方、「垂直着陸は一定程度の時間を要し、騒音の持続時間が長い」という。昨年11月の鹿児島県への説明では「少なくとも深夜訓練はしない」としている。
元航空自衛官で軍事ジャーナリストの小西誠氏(72)は「海洋進出を強める中国に対抗するため米国が進める西太平洋の制海権構想に日本も組み込まれ、九州全体が対中国の前線司令部となってきている」と指摘。「九州の陸海空自は今後さらに強化され“要塞(ようさい)島”となり、標的リスクも高まる」と話す。
馬毛島の利用が前提の配備方針に地元種子島でも懸念の声が上がる。「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」の三宅公人会長(68)は「馬毛島の基地が既成事実になっているように感じる。地元の声を押し切って強行するのは許されない」と話した。
以下は毎日新聞さんのHPより
防衛相、ステルス戦闘機F35Bの新田原基地配備を正式表明
7/16(金) 19:16配信
政府が新たに導入する方針を固めた米国製ステルス戦闘機F35B=山口県岩国市で2017年、大山典男撮影
岸信夫防衛相は16日の記者会見で、航空自衛隊のステルス戦闘機F35Bの配備先について「新田原(にゅうたばる)基地(宮崎県新富町)が最適であると判断した」と述べ、同基地への配備を正式に表明した。2024年度に6機、25年度に2機を配備し、将来的に約20機の1個飛行隊を編成する。 【写真特集】航空自衛隊の主な装備
F35Bは短い距離での離陸や垂直着陸が可能で、米軍は岩国基地(山口県岩国市)に配備している。岸氏は4月に「新田原も有力な候補地であることは間違いない」と述べ、今月15日には九州防衛局の担当者が河野俊嗣・宮崎県知事と面会。海自呉基地(広島県呉市)を母港とし、空母化改修が進む護衛艦「かが」への搭載や、自衛隊基地建設計画のある馬毛島(鹿児島県西之表市)での訓練が円滑にできることを理由に、新田原への配備方針を伝えていた。
新田原基地を巡っては宮崎地裁が6月、国に対し、周辺住民に騒音被害への賠償を命じる判決を出している。岸氏は「騒音の影響を最小限にとどめるよう適切に措置していきたい」と述べた。【畠山嵩】
以下はKYT鹿児島読売テレビさんのHPより
自衛隊関連施設 南種子町長“1市2町で協議の場を”
7/16(金) 19:36配信
KYT鹿児島読売テレビ
種子島沖の馬毛島への自衛隊施設の整備などについて塩田知事と南種子町長が会談。種子島の全ての自治体や議会が建設を求める自衛隊の関連施設について、南種子町長は協議の場を設けたい考えを示した。
県庁で塩田知事と会談した南種子町の小園町長は自衛隊の関連施設の建設を求める要望書を防衛省に提出したことなどを知事に説明した。
西之表市、中種子町の議会も防衛省に同様の要望をしていて小園町長は「それぞれの町の考え方があるので機会があればそういう話もやっていけるとそれが1番種子島にとって具体的な方向が話せる機会になる」と述べ、1市2町で話し合いの場を設けたいとした。
西之表市の八板市長は「協議することは考えていない」としている。
馬毛島を巡って新たな動きが。防衛省は、最新鋭のステルス戦闘機F・35Bを宮崎県の新田原基地に配備する方針。新田原基地が最適と判断した理由について防衛省は、馬毛島での整備を進める自衛隊基地で訓練ができるからとしている。
2024年度に6機2025年度に2機が配備される計画だ。
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