馬毛島 2021年6月10日

馬毛島

今日の馬毛島です。

以下は、南日本新聞社さんのホームページより

馬毛島自衛隊基地計画 市議会賛成派が実質多数に 反対派市長と「ねじれ」 鹿児島・西之表

6/10(木) 6:38配信

南日本新聞

 西之表市馬毛島への米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)移転を含む自衛隊基地整備計画を巡り、1月の市議会議員選挙で「中立」を訴えて初当選した浜島明人議員(49)が9日、市議会6月定例会の一般質問で「計画に賛成する」と表明した。「基地整備の交付金がなくては市の財政が成り立たない」と述べた。

 浜島議員の態度表明で、定数14の市議会は計画への賛否が7人ずつに割れた。議決権のない議長は反対派が就いているため、議案採決は賛成派が数で上回る。今後の馬毛島関連の市政運営で、八板俊輔市長の方針と市議会の結論に「ねじれ」が生じる可能性がある。

 3月定例会では、2021年度一般会計当初予算案の馬毛島活用事業(391万円)を巡り、計画賛成派から「防衛省との交渉のめどが立たない」などと異論が出た。浜島議員も「事業の実現性が乏しく、新型コロナウイルス対策に使うべきだ」と予算案に反対。計画賛成派に同調する動きを見せていた。

 9日の一般質問終了後、浜島議員は取材に「自衛隊機のデモ飛行の騒音はそれほど大きくなかったという市民の声を聞き、計画賛成をいつ表明するか考えていた」と説明した。八板市長は「議員それぞれ考え方がある。(市政運営への影響は)分からない」と話した。

以下は南日本新聞さんのホームページより

馬毛島自衛隊基地計画 鹿児島県知事に反対表明を要望 市民団体「整備されれば後戻りできない」

6/10(木) 8:00配信

南日本新聞

 西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画に伴う島東海域でのボーリング調査を防衛省が延長する方針を地元漁協などに示したのを受け、市民団体「鹿児島に米軍はいらない県民の会」は、鹿児島県の塩田康一知事に「整備反対」の意思表明をするよう申し入れた。

 同会の5人が8日、県庁を訪れ、島の歴史や自然環境を生かした活用への協力や、環境影響評価(アセスメント)の中止要請、絶滅の恐れがあるマゲシカの生態調査など4項目を求めた。県側は「上司に報告する」と応じたという。

 下馬場学副会長は「基地が整備されれば後戻りできない。ボーリング調査の遅れを契機に県民の声に耳を傾け、整備に前のめりな国としっかり向き合ってほしい」と話した。

 調査は基地建設に向けた港湾施設整備のため昨年12月に始まったが悪天候で難航。5月末に県の許可期限を迎え作業をいったん終了した。防衛省は調査継続のため県へ申請し直す見通し。

以下はMBC南日本放送さんのホームページより

馬毛島問題 南種子町長「基地整備は重要」

6/10(木) 19:28配信

MBC南日本放送

 10日に開会した南種子町議会で、小園裕康町長は、西之表市・馬毛島で計画されているアメリカ軍の訓練移転に向けた自衛隊基地整備について、賛否は「表明すべきでない」としながらも「整備は重要」とする考えを示しました。

(小園裕康町長)「自衛隊の基地整備は国の防衛上、重要な課題で、安全保障上においても重要なものだと認識している」 10日に開会した南種子町議会の6月議会で、馬毛島での自衛隊基地整備について考えを問われた小園町長は、島が西之表市にあることから「賛否表明すべきではない」とした一方、防衛面などから「基地整備は重要」との認識を示しました。

  なお、南種子町は先月、町内に自衛隊艦艇の専用岸壁や隊員の宿舎などの施設を整備するよう、防衛省に要望しています。 また10日は、自衛隊基地整備に向けた環境影響評価の方法書に対して、周辺5市町が県知事に意見を示す期限です。

  西之表市によりますと、八板俊輔市長の意見書は10日に県に送付されました。内容は、関係機関と調整した後で、公表するとしています。塩田知事は、地元の意見などをふまえて来月29日までに知事意見を示すことになります。

以下は、KYT鹿児島読売テレビさんのホームページより

中種子・南種子 自衛隊関連施設誘致の動き加速

6/10(木) 20:29配信

KYT鹿児島読売テレビ

 種子島沖の馬毛島への自衛隊施設の整備計画に伴い南種子町と中種子町では自衛隊の関連施設の誘致に向けた動きが加速している。

 10日に開会した南種子町議会。先月、町などが防衛省に要望した自衛隊の関連施設の建設について質疑が交わされた。

 要望では島間港に自衛隊の艦艇専用の岸壁を整備することや南種子高校の跡地に自衛隊の宿舎建設を求めている。

 小園裕康町長は「30世帯分の宿舎を2棟という想定で配置されている」と議会で述べた。  一方、中種子町議会にも地元の商工会から自衛隊の関連施設誘致に向けた要望書が出されている。

 特別委員会が今月17日の最終本会議に誘致を希望する具体的な施設などを盛り込んだ意見書を出す予定だ。

 こうした動きを受け10日の西之表市議会で1市2町で連携し、話し合いの機会を持つ考えがあるか問われた八板市長は「馬毛島は西之表市の行政区であるため中種子、南種子と一緒に進めていく方針はない。3首長で協議することは考えていない」と述べた。

 一方、西之表市は防衛省が進めている環境アセスメントの意見書を10日県に送ったことも明らかにした。

 また、先月行われた戦闘機の試験飛行について八板市長は実際のFCLPを感じるには不十分だったという認識を改めて示し防衛省により良い方法の試験飛行がないか求めていきたいと述べた。最終更新:6/10(木) 20:29KYT鹿児島読売テレビ

コメント

タイトルとURLをコピーしました