馬毛島 2021年5月10日

馬毛島

今朝の馬毛島です。黄砂の影響でしょうか、全体的にぼんやりしていました。種子島側を見ると朝日が黄砂の影響で黄色くぼんやりしていました。今朝も鳥がいました。今朝は2羽。一緒に撮りたかったのですがだめでした。

鳥の様子です。2羽いたのですが一緒には撮れませんでした。手振れがひどくすみません。

 

以下は南日本新聞さんの記事です。

2021/05/10 11:30

馬毛島F15デモ飛行 高まる関心 騒音「実際とほど遠い結果?」指摘も 防衛省 11,15日実施

デモ飛行の事前訓練の様子を見守る住民=西之表市役所

デモ飛行の事前訓練の様子を見守る住民=西之表市役所拡大 

西之表市馬毛島への米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)移転計画を進める防衛省は11、15の両日、馬毛島上空で、航空自衛隊F15戦闘機のデモ飛行をする。激しい騒音が懸念されるFCLPの音の程度を住民に体感してもらう狙い。地元では関心が高まっており、計画推進派、反対派ともに「今後の議論を深める機会」と位置付ける。ただ米軍機でなく離着陸もしないため「現実とかけ離れた結果になるのでは」との指摘もある。

 4月26日、デモ飛行の経路を確認するための事前訓練があった。西之表市役所では推進派、反対派がそれぞれ集まり、耳を傾けた。

■判断材料
 同市議で「馬毛島の自衛隊・FCLP訓練を支援する市民の会」の杉為昭事務局長(54)は「事前訓練の音は気にするほどではなかった」とする。「デモ飛行への地元の関心は非常に高い。基地ができると想定して、どんな利点や課題があるのか、反対派も含めて今後の方向性を議論する判断材料にしたい」

 医師で「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」の三宅公人会長(68)は「高い場所をゆっくり飛んでいるように見えたが、腹に響く音がした」。11日は会員らが市内など5カ所で音量を測る。「戦闘機を見て、聞いて、記録しようと呼び掛けている。いい加減なごまかしをすれば分かる」と話す。

■フル出力
 FCLPは、FA18戦闘攻撃機などの米軍空母艦載機が滑走路を甲板に見立て、着地の瞬間にフルパワーで離陸する「タッチ・アンド・ゴー」を日中から深夜にかけて繰り返す。15日まで硫黄島(東京都)で実施しており、デモ飛行では音が比較的近いとされるF15戦闘機を使う。

 馬毛島には滑走路や夜間の目印となる誘導灯がないため、離着陸できない。FCLPに近づけるため、島上空を通過時にエンジン出力を大きくする。

 防衛省は「デモ飛行は地元からの要望に応えた。訓練施設がなく完全に再現できないが、現在の環境でできる限りの対応」と説明。空自の現役戦闘機パイロットによると、F15はFA18と同じ双発エンジンのため「出力を上げれば、FCLP時と似たような大きな音を出せる」という。

■「アリバイ」
 市民団体「鹿児島に米軍はいらない県民の会」は4月27日、九州防衛局に「住民への正確な情報提供にならない」と、デモ飛行中止を申し入れた。下馬場学副会長(65)は「米軍は経路も約束通りには飛ばない。ただのアリバイ作りになる」と訴える。

 空母艦載機が配備されている米軍岩国基地(山口県岩国市)周辺では硫黄島でのFCLP前後、戦闘機の往来や訓練などで騒音が増大し、自治体に苦情が寄せられている。

 FCLPの音を聞いたことがある元岩国市議の田村順玄さん(75)は「デモ飛行では実際の訓練とほど遠い結果になるのではないか。戦闘機の爆音はすさまじく、現実を知るためには硫黄島周辺や岩国で体感すべきだ」と指摘した。

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